2014年09月11日

【一般】シカ駆除に硝酸塩入りの餌

1-1)記稿.2014/09/11
 詳しくはこちらを参照→9/7日の静岡新聞の記事にて発見

 大ざっぱに言うと、↓の記事の写真の如し。
20140907shizuokasinbun.jpg

 山林の間間に、写真のような仕込み餌を入れたカプセルボックスを敷いて、
 後は、シカさんがくたばってくれるのを待つという作戦だ。


> 致死性の程に過激な点はなさそうだが、気になる点がいくつかある。



1-1)1
> まず一つ目


 餌が周りにある季節は良いにしても、
 餌の乏しい冬場はどうするの?

 猿とか食おうとするんじゃないの。
 集団でたたき壊すなんて分けないでしょう。

 もっとも、餌に乏しい冬場に仕込めばこそ、効果大が期待されるわけだが‥

 ‥妊娠中の中毒の結果、奇形が増えないとは限らない。
 それに対応するために耐性が強くなったりしてな。

 やるなら、短期集中決戦だ。



> 次に二つ目


 撒き餌の結果、死亡したシカが山中で死んだ場合の処置である。

 クマがシカの味に目覚める程度なら問題にはならないだろうが
 カラスとかネズミとか、タカとか、キツネとか、どうしたって口にすることになる。
 イノシシだって喰らうだろう。

 (‥仮に食われる形跡が全くなかったら、人が食える肉ではない。)
 (実証としても、始めのうちは放置との次第になろうか。)
 (他の生物が不可解に死んでいない所までの確認が求められる。)

 その結果、とくに冬と春先だ。

 雪で人が確認に入れない地域なら、尚のこと生態系に新たな変化が及ぶことになる。
 とにかく、手放しで餌を仕込めば良いという意味合いで取り扱うのは早合点だ。



> 三つ目


 シカの数が適正数に成るまで、効果を望めるがゆえに続けると、
 結果的に、仕込んだ量だけの硝酸塩を山林にばらまくことになる。
 ‥なんでも水質に影響が出ることで、水棲生物に影響を与えるそうだ。

 ならば、売れるから売るとかでなく、

 誰がどれだけ仕掛けたかをキッチリ届けさせる必要がある。
 でないと、痛い目を見ることになりかねない。

 ‥日本でならそれも徹底されるだろうが、世界が右に習うと途端に怪しくなりそうだ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:21 | Comment(0) | 日記/2014 | 更新情報をチェックする
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