2014年11月26日

【妄想】カレーが食べられなくなる日が来るかも知れない

記稿.2014/11/26

 インドのPM2.5濃度が最悪。中国の3倍とか‥

 これは、世界中の企業が中国の民度を嫌い、避けたことで
 インドに生産拠点を変更した結果、インド人の生活スタイルが激変したからである。

 このような状況はバイオコークスに見られる新技術の導入により
 ある程度は抑えられるにしても、そもそもの問題はそこではない。


> そこにあるのは、人件費の安さに目を付ける資本主義経済の愚である。


・ 人件費の安さに目を付けて、世界中の企業が群がる。
・ エネルギーの確保がしおしおでも、競争とばかりに事を進めようとする。
・ 結果として、身近で粗悪なエネルギー資源に皆で群がって、歯止めが利かなくなる。
・ 低価格と輸出で流れを得た様に見えても、実際は自分たちの生活環境を搾取される形になる。


> はい、繰り返します。


 世界中の企業が、人件費の安さに群がって、
 カネを掛けずに利益を貪ろうとする結果、その地域環境の生活の質を搾取していることになる。
 表面的な経済としては、生活水準が向上したように見えても、生活環境の質は搾取されている。

 ‥この資本主義のどうしようもない成行は、

 資本家・投資家が自分たちの利益を最優先として、
 労働者への安全対策、地域生活者への環境配慮を削ってしまうことから始まる。
 ‥それは、雇用コスト格差にも及ぶことから、質の悪い環境の循環が始まるばかりである。


 ‥また仮に、労働者・地域住民に多少の知識理解があったにせよ

 所詮、資本の競争はイケイケウハウハ生活への道のりにしか見えていないから
 誰しもは細かいことを忘れ、自分への便利と快適と快楽に稼ぎをつぎ込み、優先させる。

 このような怠惰で稚拙な循環は、始めに得た知識への恐怖感よりも、
 自分の成績を上げないと給与も増えない危機意識の方が上回ることで、途端に忘却に達する。


> インドの生活環境が悪化することで、


 まず、インド人の食の基本であるカリーの原材料に影響が出かねない。
 そんな事態にまで深刻化すると、日本でもまともに香辛料の一部の調達に影響が出ることになる。
 ‥終いには、香辛料等の物価高に目を付けた中国人どもが群がって、
 近隣諸国産の良質の香辛料でさえ、紛い物が混じったような偽物の横行だって否定できないのだ。

 おいしいカレーを今後とも安心して頂きたいと思ったら、

 インドの深刻な環境汚染の状況は、他人事では済まされないのである。
 (‥とりあえず、カリーの心配だけを書いてみた)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:16 | Comment(0) | 日記/2014 | 更新情報をチェックする
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