1-2)記稿.2015/01/06
> 書いてもしょうがないのだが、書いておくとする。
小沢一郎の場合は、
優秀でありすぎたというよりは、同レベルで語れる猛者(とも)が居なかったが為に
一人目立っていた状況で、ついに、こいつしかまとめられる奴が居ないという事態となった。
それは、まとまった注目と期待を一身に受けざるを得ない。
裏からも表からも‥どちらからも垂涎の的という状況は
つまり、カネの関係にもっとも影響されやすいということである。
‥本人にその気がなくとも
無駄に俺がカネを工面してやっているのだとふっかけられるのだ。
応援してやるというわけでもなく、思惑から利用されるにしても同じことだ。
それを一番に理解しているのが、当の本人である。
だから死んだふりということらしい。
1-2)1
> こうなったのも、当人が二股続きでやって来たからだ。
負けまいとして、二股で組していると
睨まれるときは双方から睨まれると言うことだ。
そして、それが逆転したとしても、今度は逆に動けなくなる。
なぜなら、双方からの期待に対して、
本人の意思がどうかという次第を誰も知らないからと言えようか。
その当の本人にしたってそうだ、どう決断したら良いかが難しい。
どちらか一方の顔色だけを取るという姿勢を、どうしても選べない。そこだけが欠如している。
腹は決まっていても、手段がわからない。なにしろ二股が持ち味だからだ。
> 真っ直ぐの直球勝負をする男として見られていないという点が失策なのだ。
> 必ず駆け引きに応じる男として見られてしまっている。そこが二股のツケである。
それでいて、実は何をしでかすかは未知数‥誰にも判断が成り立たない。
‥闇からすれば、小沢一郎の采配だけでOKという訳ではない。それが闇の腑だ。
1-2)2
闇の指図を交わそうと、官僚と手を組んで一杯食わそうにも‥
その官僚たちが自分たちの利益のことしか頭に無い。
協力する代わりの見返りを要求するのが当たり前の価値観になっている。
‥官僚の一人一人の本音がそこまで酷くなかったとしても
小沢一郎を秤に掛けて、ふっかけるのは目に見えている。
なぜなら、官僚の後ろにもまた別の闇が隠れているからだ。
> 小沢一郎が、それら闇のすき間具合が頃合いになるまで待っていようとすると
それこそ時代遅れに陥りかねない。
なぜなら、それが日本の人材の懐の深さにあるからだ。(そうでなくては困る‥)
闇と闇が勝手に崩れ合うだけの状況とも成れば、
どうしたって隠れていた光が登場するばかりだろう。(そうでなくては困る‥)
小沢一郎としてはそれでも良いかもしれない。
なにしろ、そんな闇どもを一手に引き受けるのが宿命みたいなものだったからだ。
‥まぁそれはそれで、小沢一郎はもはや終わっているとして考えざるを得ないのだ。
(個人的には、興味ありあり)
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