2015年01月17日

【日記】死にそうな獣のような咳が出る「からかーぺっ」たったこれだけ

1-2)記稿.2015/01/17

> 今回のインフルエンザの特徴‥(俺の場合)


 日光浴を除いて、
 身体を温めようとするとだんだんと噎せ始める。風呂も厚着も寝始める時もそうだ。
 (とくにマフラーは、息苦しさの助長にしかならない)

 唯一楽になるのは、冷たい水を飲んだりうがいをした時だけだった。
 (お湯とくらべても水の方が圧倒的)
 ‥ということは冷やしてやるしかない。

 簡単に、熱さまシートを買ってきて喉に貼り付けてみた。
 (香料が入っていると、身体がだるいのにダメージにしかならないので、ジェルタイプにした)
 (体調が悪いのに、得体の知れない化学合成のニオイ源をのど元に貼り付けたいなどとは思わない)


> 期待したギンギン効果は無かったが、その場しのぎには、まぁまぁ使えるかと‥


 冷やしてみると、確かに効果を感じることが出来た。
 (もともとが喉元に貼る向きに出来ていないので、剥がれやすい)
 (余りまくっているバンドエイドで粘着を補強した)
 (ぺろっと剥がれたのを貼り直すと、その差の違いにちょっと驚く)

 一枚ずつなどとけちらずに寝るときゃ二枚使いましょう。
 (‥貼り付けに失敗したのも、もったいないので額と首の後ろにも貼って寝たよ)

 それでも

 一定のリズムで、噎せ返しがやって来た。
 ‥やって来ると言っても、「いつまで続くんだ是?」の段階は随分と遠ざかった。



1-2)1

> 熱さまシートを貼り付ける前は、


 ピークの時は、当然喉が痛くなったわけだが、
 ある程度耐えると、痛くなったりならなかったりを行き来していた。

 ‥それにしても寝ている時の夢の状態が

 かなり朦朧とした内容で、自我を認識できない感覚の夢ばかりを見る。
 これがとても気持ち悪い。

 ‥得体の知れぬ選択肢の押し寄せる波の中で、
 自我すら曖昧の中、何を考えるでもなしに、意味不明にも何かを選択しようとし続けている。


> それが一体何だったのか、熱さまシート装着で理解できた


 インフルエンザとて生物だから、空気を得られる環境を好む。
 それでいて快適な場所というのが、喉、鼻腔、口腔だ。

 喉に集まるのは、口腔生物としての自我を侵すためだった。

 喉を完全に乗っ取られると、口腔生物としての自我形成に問題が生ずる。
 夢から目覚めた時、争っていたのは俺自身の口腔だったことに気がついた。
 口腔を乗っ取られると言うことは、息も食事も自己制御不能と言うことだ。

 夢虚ろの中での感覚で言えば、
 息の自己制御を半分欠いた状態で、半分うなされているわけだから、
 それゆえのイメージが始終夢を支配し続ける。
 結果、自我認識も覚束ない状態を背負い込んだ夢見になる。

 「この口腔は誰の者か?」の取り合いのイメージの夢ばかりが続くのだ。
 その時、自己の認識は薄く、ただ抗いの空気を感じている程度だった。(口腔のイメージも無い)


 菌が脳に侵入するとかしないとか以前の段階として、
 喉周りの神経を乗っ取られると、自我を喪失することになる。
 ‥それが今回よくわった。



1-2)2

 「この口腔は俺の物だ!」

 俺はそんな勢いで夢から覚めた
 喉の様子が、寝ているときにどうだったかは分からない
 でも目覚めてみると、舌の左側にしびれを感じていた

 ‥俺はインフルエンザと己の口腔を掛けて戦っていたのだ

 なんてことだ、ガキの頃なら、巨大風呂釜の光景が見えて
 その中に沢山の人が煮込まれている印象ぐらいの夢だったのに

 直接、俺の口腔を奪いに来るイメージとは‥


 ‥咳苦しさにも、舌でも噛んでいたのだろうか
 夢の中でも、この固さはなんだろうのイメージがしきりにあって
 それがだんだんとはっきりして目覚めたのだ

 そうだ、「この口腔は俺の物だ!」
 固い何かとは、いうまでもない歯だった

 口腔があるからこそ自我を感じ、自我を形成するのだ
 口腔無き生物観など、俺の識る生命ではない

 口腔あればこそ、息ができ、獲物を食らうことが出来る
 口腔の持つ意味を改めて思い知ったと言うべきか
posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:46 | Comment(0) | 日記/2015 | 更新情報をチェックする
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