2015年02月08日

【九条兵器】ペイント兵器があれば九条改正はほぼ不要

1-3)記稿.2015/02/08

> 先にお断りしておくが、この意見はまだ空想の域を出ていない。


 ペイント兵器とは‥
・目標に浴びせかけ、レーダー反応を増幅させる効果を有するペイント。
・目標に浴びせかけ、レーダー受信を不能にする効果を有するペイント。


 この二つのペイント兵器が開発されれば、
 専守防衛を押し通した上での心理的抑止効果が期待される。



1-3)1

> まず、レーダー反応を増幅するペイントだが‥
> 海上警察に装備することで、違法密漁の取り締まりに効果が期待できる。


 密漁船に対して、安易に発砲することは好ましくない。
 しかし特殊なペイント水を存分に浴びせかけて、レーダー追跡を容易にするだけに批判はなかろう。

 レーダー反応を増幅できれば、帰港先が一目瞭然となる。
 そのインパクトは、密漁船にとって心理的な脅威を与えるだろう。

 出港の度にペイントを剥がさなければならないともなれば、密漁のうま味が薄くなるからだ。
 ペイントを剥がさずに素知らぬ顔で再出港するなら、レーダーでの追跡が可能だ。
 先回りして現場撮影型ドローンを放ち、確認後、拿捕に移れば済むことになる。


 仮に、密漁船の乗組員らが、
 以前のペイントについて、買い受けた船だからとばかりにしらばっくれても、
 自分たちの現場をドローンで撮影されていたのなら、罪を逃れることはできない。

 ‥尤も、ドローンの移動距離が伸びないとそこまでは難しくなるわけだが
 本筋なら、帰港先の判明の段階で、国際捜査に協力して頂くのが当然だ。



1-3)2

> 次に、レーダー受信を不能にするペイントだ。
> クラスター爆弾タイプにすることで異様な存在感をアピールすることが可能。


 クラスター爆弾といっても、主体となるペイント弾に殺傷能力は無い。
 火炎瓶のビンの中身がペイント材といった具合だ。

 それを、敵艦船のレーダー機器に向かって放つのだ。

 クラスター型で発射されると、防ぎようがない。
 クラスター型爆弾を艦船に向けて放つ狙い自体が異様だが、戦術としては有りだと思う。
 レーダー頼みの艦船兵器などひとたまりもない。
 あっという間に海の標的と化することになる。

 心神からペイント弾を放ち、潜水艦でとどめを刺す。

 (駆逐艦からペイント弾を放つのも可。ただし距離があれば撃墜される可能性あり)
 (敵はすでに反撃できる状態にない。警告してから実弾のロックオンの間を持てる)


> ‥必要なら、内閣確認を取るぐらいの間を得るに、距離を十分に保てることになる。


 尤も、内閣が腰抜けなら、
 始めからその手の判断を回避したいだろうから、外交で頑張らざるを得まい。
 (最後警告でトップ交渉が決裂なら、敵戦力を脅威と見なして排除することになる)

 敵艦への実弾使用で、内閣の「私が最終判断をしました」が前提ともなれば、

 現場の指揮官は発射責任を回避できるので、士気はかなり違ってくる。
 (それとも、九条に配慮して、友軍に「あとはよろしく」として後始末を委ねるのだろうか‥)


 ‥戦闘機部隊の戦闘機戦闘はもはや避けられない状況だとしても、
 艦船の攻撃時に伴う犠牲と比べればインパクトはかなり違ってくる。

 また

 これは、ペイント弾の着弾が作戦の主体なのだから、
 戦闘機戦における積極的衝突を回避する手立てとして、ロボット機が間に入って楯になるなり、
 できる限りペイントミッションに注視できるようにフォーメーションを組めば良い‥
 (‥敵機に対してもペイント攻撃を検討できるが、程度無理があると思う)


 これら条件が揃うだけで、
 中国艦隊は、日本への出撃を躊躇せざるを得ない。
 (艦船の出撃が伴わない侵攻など、何ら戦術的意味無し)



1-3)3

 弾道ミサイルの脅威には、迎撃するしかないが、
 それはそれで、それなりに配備済みなわけで
 ペイント兵器さえ用意できれば、九条改正をせずとも、九条の精神を十分に維持できるはずだ。


> どちらを先に取り組むべきかは、申し上げるまでもない。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:38 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2015 | 更新情報をチェックする
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