2015年02月13日

【アイデア】ぬか漬けサービス会社

1-2)記稿.2015/02/13

 ぬか自体は価値の無い物として扱われ、まともな値段が付くことがない。
 でも、ぬか床にして売ればどうだろう‥

 100倍の値段を付しても欲しい人は欲しいはずである。
 なぜなら、ぬか床とは受け継ぐ物だからでもある。
 (受け継ぐ元が無いのが現状である)

 ‥だが、その店の単なるオリジナルに誰しもは飛びつかないだろう。
 市販で売っている物との違いを感じられないからだ。


> だから、○○家受け継ぎのぬか床といった風に、格を付けて売らざるを得ない。


 日本のお婆ちゃんの知恵を結集しましたみたいなコンセプトである。



1-2)1

 ぬか床だけの販売に留まると、自宅でぬかをかき回す必要がある。
 本格的にやる気のある人には、ウケるだろうが、リピーター性を期待できない。
 それだけだとどうしたって、ぬか床を一度売ったらお終いの一方通行だ。


> だから、ぬか床のメンテナンス・サービスを検討する必要となる。


 一番手軽な解釈は、

 隣で野菜を買ってきて、
 自分ぬか床を確保して、それにセルフサービスで、野菜を漬けて頂き、
 頃合いになるとメールでお知らせする。
 取りに来た時も、自分でタッパに移してお持ち帰り頂く感じになる‥

 当然、来たついでに隣で野菜を買ってきて、新たに漬けて帰るのが日課に繋がれば成功だ。
 (メンテナンスサービスとしてすることは、毎日のぬかのかき回せとなる)


 これは、自分で漬けたぬか漬けが食いたいが、
 ぬかのかき回せやメンテナンスが面倒というニーズに目を付けたサービスだ。


 外に出かけるきっかけを得るに利用するとの考えでも好い。
 (天気予報次第では、ぬか床ごと一次持ち帰りも検討されるべき事である)
 (もしくは、デリバリーか‥)


> ‥頃合いのお知らせとして


 漬かりやすい野菜ごとに分けて漬けて頂く必要がある。
 そうすることで、会員が野菜を選んで来る段階で、その違いを理解して頂くことになる。
 浅漬けがいい人や漬かり過ぎ気味がいい人も居るわけで、その好みの違いにも対応する必要がある。



1-2)2

> 事業的な課題としては、会員の規模がどれぐらいになるかまったく検討が付かない点である。


 ぬか床を預かる上で、どう管理するかに相当の工夫が求められる。
 隣に道の駅やスーパーの野菜売り場などがあるとコンビネーションが良くなるだけでなく、
 売れ残り野菜を漬物にして再販することも可能だろう。


> もう一つの課題として、預かったぬかのかき回しをどうするかが悩ましい。


 ぬかをかき回すのに、素手でやるのか、それとも手袋をするのか?
 その選択肢がぬか漬けの場合、とても悩ましくなるだろう。

 素手でやるからこそ、肌がキレイになるのに、手袋をしてやってはそんな効果は得られない。

 ただただかき回すだけの仕事でも、
 肌がキレイになるという特典が付いてくればやる気にもなるだろうが、
 衛生上の理由から手袋をしていては、そんな効果はちっとも発生するところがない。


 そうなると、


 自宅で本格的にやった方が良く、募集が集まるとは思わない。
 ‥素手でやっていますとの理解を得るには、会員からスカウトするしかない。

 同じ利用者同士でなら、それほどの違和感もでないだろうし、
 会員ルールにはじめから書いておけば、急な拡大には成らずに実験的に進められることにもなる。

 何はともあれ、

 地域差は出るし、季節差も生ずるはずである。
 機械にかき回しさせればいいと考えても、
 どこにあるか分からない野菜を探って、やさしく扱うプログラムは、早々簡単に出来やしない。

 もっとも‥冷たいぬか床を、数時間かき回す作業には無理があるので、
 手袋をしても構わないとする考えもでるだろう。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:16 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2015 | 更新情報をチェックする
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