2015年02月22日

【プレバト】菜の花とバス停、俺も詠んでみた(U)17射+1

1-3)記稿.2015/02/22

> 前回は、おぼろで見てたので中身はノウタッチだったが、今回ビデオで見直した。


|花ゆれるバス待つ君まであと三歩 (詠み:柳ゆり葉)
 ↓ 短歌・俳句の世界では、花は桜を意味するのでNG(‥その昔、花の意は梅だった)
|菜の花やバス待つ君まであと三歩
 ↓ いつものうるさい中七を手直し
|菜の花やバス待つ君へあと三歩 (添削:夏井いつき)


> どう考えたって「あと三歩」なんて状況は、どうでもいい説明文である。


 そもそもだ、三歩なんて発想は、昔の女の感覚だ。
 (まだまだやっつけ感は否めない)

 じゃ、俺が続けてやろう。
 俺は男だしするからこうなった‥



1-3)1

|菜の花やバス待つあの子「誰‥なんだ」

|キミが居る。春鼓動で距離を置く
|菜の花と朝のバス停‥おらが恋

|バス停と菜の花見れば、君の顔
|菜の花とバス待つキミと‥今日も立つ

|君が来た。菜の花かくれバス停車
|バスに乗る。キミと菜の花重ね見る


|バス停に菜の花揺れて立つも今


|キミ想う。菜の花たばね「いざ、バス停」
|春ぞ前、バス来るまでぞその一歩

|菜の花やバス待つキミに花束す
(菜の花に恋しき風を偲ばせて君に捧げん青春束)

|バスが来た。皆にもろばれ春一斉


|「おはよう♪」とキミとバス待つ隣咲き♪

|「おしたしにしてみた」とキミの笑み
|忘れない味がしたのか‥聞きたいが‥

|ほろ苦く終わりたくなし春の味



1-3)2

 ぜってぇ恋詠みなんてのはな、一句だけで詠み切ろうなんて考えるもんじゃねぇぜ。
 リアルだって同じでぇ。直球花束って奴でも、ちっとも、かわいく見えねぇってわけさな。


> 腐、この先をどう詠むかが、どうしようもなくめんどくさい‥


 大体男なんて輩はな、そう言うものなのだ。
 そうでない相手であるかどうかは、どう考えたって女次第だと思う。

 「だってそうだろう、お互いに遊ぶことしか頭になけりゃ、共倒れなんだからな」

 ‥お互いに戯れることしか考えられなくなった欧米化こそが、日本の恥部ってことである。


 女は待ってるだけのヤクザに成りたくないとばかりにワークを口にするようだが、
 待ってるだけのヤクザになるかどうかは、そいつ次第でしかない。

 ‥大体だ、女が外の仕事に精を出したって、

 待ってるだけのヤクザになっちまうような性格の女は、外で仕事を始めても同じだぞ。
 そんな輩は、仕事先に何しに行くんだよ。「恋か?仕事か?愚痴こぼしにか?それともイビリ?」

 現代主婦の問題は、孤立しがちな環境下にあるって事だけだ。それこそが現代人の迷いってことだ。
 {問題を解決できぬ社会}={結局は仕事でも孤独を味わいかねない暮らし}ってことだ。


> 整理すれば


 男に発破を掛けるのは、確かに女の役目である。
 しかし‥待ってるだけのヤクザの言うことに、愛想を持ち続ける男はおらんって事だな。
 「そこの塩梅、しかと勉強せい」



1-3)3

|春の風バスを待とうか歩こうか
 (詠み:柴田理恵)
 ↓夏井いつき、添削パス。
|菜の花やバスを待とうか歩こうか
 (添削:俺)


 すげぇ微妙だが、お題に従えば直してこそ満点だ。
 「‥何やってんだ、夏井先生よう」

 春句の傑作が、添削落ちというのもなんだからって、遠慮してんじゃねぇぞ。
 「突っ込むがいいさ、そして言うべし、『私より良い線行ってる♪』ってな」

|誉めどころ、外して逃がしてすっとぼけ



> ここでの添削は、読み手が、句の中で歩きたくなるかどうかがポイント。


 春風だけで歩きたくなるのかと言えば、微妙。
 菜の花が咲いていると‥より具体的である方が良い。「そこが胆!」
 (‥気がついた人もそれなりに居たのではないのかと)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:39 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする
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