2015年05月22日

【アイデア】画を描くための新たなる入力デバイスの思考

記稿.2015/05/22

> 俺は、ワコムタブレットには期待していない
> 文句があるならカンブリア宮殿に登場して見せろ!


 そもそも、PCで画を描くための入力デバイスの多くは、癖が強すぎる。
 完成度としてもまだまだ及ばない。それを実感しているデザイナーは多いはずだ。

 でも、誰かが発想を変えないと道具は進化しない。


> そこでこうイメージしてみた


 直接、モニターに向かって、特定の液体を含んだ筆やペンで線を引くと、
 その液体を感知して、軌跡をデータに置き換える。液体はすぐに揮発して消える。

 モニターの耐久性を考えて、それに適した筆先の繊維やペン先の在り方を工夫する。
 勿論、液体の含み方にも工夫は求められる。
 何しろ、ある程度の時間‥軌跡を保てないようでは、筆先の液体だってすぐに揮発しかねない。
 ‥そこの絶妙感が求められる。

 つまり

 ガラス板のモニターに向かって、液体を含ませた筆やペンを走らせて表現できるようにするのだ。

 ※ 普通に水でも構わないように思われるだろうが、水には微量のミネラルが含まれる。
 それらがガラス板上に蓄積すれば、
 タッチの反応に影響が及ぶわけで、それの意味での液体の工夫が求められる。


> どうしても課題になるのが


 画面が水平上に置かれていないがゆえに、垂れてしまっては意味が無いという点である。
 液体に粘り要素を求めれば、揮発性は鈍るだろう‥しかし
 スムーズに広い面を塗り上げられるかどうかは、微妙に思われる。

 ‥そう言う場合には、対象範囲を適度に縮小させれば好いわけだが、
 液体の揮発具合を考えれば、縮小させれば十分かというと‥そういう意味合いでもない。
 拡大したままに筆入れを進めたい場合だってあるだろう。
 順繰りに揮発した方がテンポが良いと言うことだ。


 まぁそう言った用途に適った液体が存在するかしないかが味噌になるわけだが
 ワコムがそう言ったところにまで創意工夫を求めて製造をしているようにはまったく見受けられない。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:13 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2015 | 更新情報をチェックする
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