2015年05月24日

【読書】図解 ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣

1-3)記稿.2015/05/24

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> というのが落ちていたので拾って読んでみた。


 (以前、コンビニで見かけてめくってみた本だ)
 (おっさん年齢に成ると、立ち読みが恥ずかしい部類だってことでパスするようになる)
 (ここでの立ち読みとは、その場で読破しちゃう意味である)
 (だから、落ちている状況に出くわせたのは実にうれしい)

 (言うまでもない‥落ちているのを拾うのも恥ずかしいことなわけだが)
 (知らないと言うことは、もっと恥ずかしいことである!!)

 (‥吾ながら、呆れた減らず口である)
 (‥興味の湧かない本には、見向きもしないわけだからな)

 (‥尤も、普段読書しない口だから、意味が無いと言うことでもないだろう)
 (まぁ確かに、そういうことになっただろうか)



1-3)1

> 俺的にまとめるとこうなった。


|商売とは、人からの協力を何倍にも増幅させること。

|お金を目的にしていると、手段を選べなくなる。
|手段を選ぶところから始めよう。(自分にとって幸福を感じられる事柄になければ長続きしない)
|つまり、目的がお金だと割り切っている内は、肝心のお金も幸福感もなかなか身につかない。

|手段がお金になる、又は手段が目的化すると、それはマネーゲームである。
|マネーゲームの目的とは、相手を蹴落として勝つことである。
|だから‥手段がお金の人はうそをつく。また手段が目的の人は優しくない。

|最終的に成功するためにも、自分が有意義な時を過ごす上で欠かせない実践を躊躇わないことである。
|これを、お金持ちの臭いという。(類は友を呼ぶ)


 ※ 実際、その裏では
 労働者にまともな賃金を払う払わずにかかわらず、
 うまいこと自分のところにカネが転がり込んでくるように、
 「創意工夫を欠かさないずる賢さを抱え持て!」‥との心構えがひしめいている。

 ‥感じよ、富豪の空気を!!

 たまにTVで紹介され垣間見る、無駄に広い豪邸から感じられるどことなく浮いた感じの幸福感て奴だ。
 (皆が同時実戦しようものなら、そんな独り占め感たっぷりの優雅さなんて物理的に無理っ)


> 誤解無きようお断りしておくと


 この本の著者は、若い時に出会ったユダヤ人の大金持ちから教わった内容を書いてます。
 そのユダヤ人は、自慢話を聞くのが嫌な口なので、人としてはまぁ良識人に思われます。
 この本の中でも、そんな自慢話はでてきませんが、騙されて失敗した躓きは幾重にも感じられます。
 ‥尤も、そういう風に匂わせて話すのも、話術の内かも知れませんけどね。



1-3)2

> 腑に落ちなかったのは、そんな大金持ちになっても


 世の中、お金の要らない社会であって欲しい。
 すべての人が自由に幸福に暮らすことができたらどんなに好いかと言っています。
 ‥どんな貧乏しようと、中間管理職で板挟まれようと、成功してみせたとて‥考えることは皆同じ。

 「‥へぇ!?」


> 何言ってんだよ


 この本の内容を教えるにあたって、誓約書なんてものが載っていたほどなのに
 その話とはまるで視点が違ってるぞ。
 ‥あんたがそんなことを言ってしまっては、単に、成功と欺瞞にしか聞こえんな。

 実践と気持ちが矛盾していても成功できると言うことはだな‥
 あんたの語る成功への道(引き寄せの理屈)にはブレがあると言うことだ。


 ‥そもそも、優雅な時を楽しむ上で欠かせないことは


 自らが汗を必要とする現場に立たずとも、カネが転がり込んでくる仕組みだ。
 あんたはハッキリとそう言っているし、それの順位は高い位置にある。
 あんたはそれを手に入れるために実戦してきたものの、満足感不良だと告白したようなものさ。
 ‥でもその暮らしが止められないというか、それこそが私の人生になっていると言うことだ。

 (類は友を呼ぶ‥そこでの暮らしを確かにする上でも、富豪のパーティに出るわけだ‥)
 (様々な可能性を求めて、若者の講演を聞くことを欠かさないわけだ‥)
 (‥早い話、この二つに関心無き者は、端っから富豪の臭いゼロと言うことだ)



1-3)3

 富豪になると、ハイレベルの勝負もしているわけだが、一方で優雅な時間をすごしたいわけである。
 現場を知れば良いだけなのに、現場には行かないでパーティだ講演だと足を運ぶのだ。
 ‥ハッキリ言って、お馬鹿な行動様式だ。特にその手の富豪の夢なんざ嘘八百さ。

 大体だ

 何十億もの人が一つの星の中で暮らしていて、公平に分配できる社会の徹底を期待したら
 それこそ人工知能にでも計算して貰って、それに従って生産計画も立てて
 すべて、計算任せって‥話になってくる。

 (‥その計算が正しいとか未来的問題なしとか、誰が保証できるんだよ)
 (保証なんかない。あるとすれば、自分たちに都合の好い夢だ。その意味では実現させただろうに)


> そもそも、そんなことになれば、人の活躍はどこにあるんだよ?


 「失敗も間違いもあるからそれを受け入れろ」と自ら吐くなら、
 失敗も間違いもあるがゆえに、不幸もまた絶えることはないと理解すべき事だ。

 なのに

 ‥不幸を減らす上での汗に言及しないのが、なんというのか、日本との違いかな。

 不幸や失敗を減らす上での汗こそ幸福への道のり‥だって、
 論破して来ない時点で、ただのお花畑思考って感じだな。嘘の入り交じりだ。

 ‥アメリカンドリームとは、単なるお花畑思考への助長である。
 ‥アメリカンドリームとは、キチンと分配しない性根の根腐れである。(まぁそうなるよな)




 「幸福が有るのでは無い、幸福感が在るだけだ。」

 ‥汚れたのなら自らの手で洗い落とすこと。それだけだ。
 負けて悔しいのなら自らの腕で勝ちを拾うこと。それだけだ。
 それらが嫌だってんなら、至福感は遠ざかるばかりでしかない。それだけだ。

 「幸福がお互いの目的ではなく個々の手段に偏った時、共生は死ぬのみだ。」
posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:40 | Comment(0) | 日記/2015 | 更新情報をチェックする
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