2015年05月31日

【信長の野望】鉄砲の威力バランス改善案&その他

1-4)記稿.2015/05/31

 信長の野望創造PKの作り込みはかなりの物だと思うが
 鉄砲の必要度を考えるとまだまだ不満が残る。


> そこでこう考えた


 鉄砲伝来の普及伝播がイベントの扱いになったわけだが
 それをもっと活用すれば良いと思う。

 火縄銃にしたって日々改良されていたわけで、
 初期の使い勝手と比べれば、関ヶ原の合戦では、鉄砲は確かに欠かせない武器になっていた。
 そこに専守防衛なんてインパクトはさほど感じられない。少なくともそれが後世日本人の感覚だ。

 つまり

 幾度となく、鉄砲技術の水準が上がっていく伝播イベントを繰り返せば良いことになる。
 ・ 詰め込みが簡略に改良されれば、近接戦闘における弱さがやや改善
 ・ 火薬の質が改善されれば、射程がやや改善
 ・ コンパクトさが得られれば、騎馬鉄砲での機動性と命中率が改善
 ・ 大型の筒を得られれば、射程と威力が改善(ただし限りが有るので本城からの出陣部隊のみ)
 ・ 特定の勢力にしか得られない改善イベントだってありだろう(鉄砲鍛冶がいくつ必要など)
 ・ 特定の商人がやって来るイベントで手に入る大筒だってありだろう(特性:大筒所持のみ装備可)
 ・ 大筒は、弾にも限りが有るわけだから、斉射の上位バージョンの扱いで十分に思える


 そうすることで、鉄砲にこだわったスタイルが有利に展開した勢力は、より確かになるだろうし
 それまでの武将バランスに、無理な数値を織り込ませなくても済むかも知れない。
 ‥どちらかと言えば、鉄砲勢力にとって初期に重要なのは経済面での成長度だ。



1-4)1

> そもそも


 創造のゲームバランスの中で一番の威力は「傾奇者」である。
 前田慶次の強さを無駄に強調したいのか、特性:傾奇者の威力には目を見張る物がある。
 具体的な数値を確認しても、それは軍神や風林火山を遥かに凌駕する。
 ‥それでいて扱いは特性Aというなんだかよくわからない。「何が基準なんだ!?」


 さらに「え!?」と思わせるポイントに、発生確率というのがある。

 それほどにやりこんでいるわけではないので、断定できないが、
 特性Sの扱いの中には、戦闘時に常に優先される特性がある。
 その技が装備されていると、気の利いた特性Bの技がちっとも出なかったりする。
 でも、傾奇者にはそういったデメリットが感じられない。
 ‥強いて言えば、会戦時に発動するとオートモードに切り替わる点ぐらいだ。

 それでもまぁ、混戦していないような少規模会戦の場合には
 ほぼ自動モードで、ほどよく活躍してくれるので便利とも言える。
 (‥前田慶次が凡人の采配で動くような人物ではないと言いたげな趣向は気に入った)



1-4)2

> 当然、オリジナル武将造りに見逃せない要素になる。


 ‥キャラ造りできるのは良いのだが、追加した特性要素を成長ありとなしにできると有り難い。
 「あり」なら始めからON状態、「なし」ならOFF状態で成長の要有りだ。
 そう言った設定もできると好いと思う。


 ゲームバランスの配慮から、成長できるポイントはすべて+20までになっている。
 それはそれで良いのだが、どうせなら
 特性:余禄を4種類に増やして、統率、武勇、知略、政治の上限を+25までにできても良いと思う。
 だが、数値の最大値が127までの扱いにあるようなので、難しいのかもしれない。
 (データの構造上の制限があっても、計算式で調整すれば良いだけと思うが‥)



1-4)3

> 特性Sといっても、それは部隊数が残6割になるまでで


 6割を切り始めると、余裕で倍々に点灯していたモチベーションランプの点きが悪くなる。
 6割を切ると主軸の特性が切り替わる。(一枚マップでの戦闘時のみ)
 とくに「真の武士」の所持差で、後半の守備ランプの3つ目点るか点らないかが決まるのは大きい。
 ‥なかなか、逆転劇な演出を狙った趣向がされている。

 多くの特性が重なって発動すると、倍々にランプが付くにせよ
 特性の組み合わせ次第では、始めから3つ点ることがない。これには注意が必要だ。

 (※ 始めから3つ点らない部隊編成でも、会戦フィールドでは関係ない)
 (※ 6割を切ってから威力を見せるシリーズも、会戦フィールドでは関係ない)


 中でも悩ましいのは「下克上」だ。

 一枚フィールド上では、ほぼ発動が無いくせに、会戦フィールドでの+効果はSを抜いている。
 尤も、発動条件の決められた特性だから、自分たちが寡勢にならないと発動されそうにない。
 ‥それの意味通りなら、あるだけ邪魔としか思えない。

 なぜなら

 寡勢の状態に陥っても、状況を加味し必ず発動するとは思えない‥期待のしようがないからだ。
 そもそも、そんな状態に陥ってしまうこと自体が戦略&戦術の失敗だ。
 (そんな特性の発動の可能性を当てにしてどうしようというのか‥)
 (それで、特性Aの扱いというのでは、意味がわからん!!)



1-4)4

> ちなみに


 戦略上一番に困難と思われるのは、四国からの天下統一である。
 これがなかなか厳しい課題であって、「特性:創造」は是が非でも付けておきたい。
 ‥などと、泣きが入るレベルだ。

 逆を言えば、九州から四国への侵攻はほとんど前提にされていない。
 同盟を結んでおかないと、それこそ四面楚歌になる。
 同盟さえしっかり維持できていれば、まぁなんだ、チャンス有りそうだけど
 濃尾、関東方面の勢力拡大の勢いと比べれば、寡勢でしかない。オマケに武将に乏しい。

 ‥築城しようにも、場所なんか有って無いようなもんだし
 従属策にしたって、ちまちまとやっている余裕など無いのだ。


 ‥海に阻まれて、越えなければならないというのは実に大変なことである。

 マジで長宗我部が天下を狙っていたとはとても思えない。
 秀吉に啖呵を切ってみせただけだったかも‥そうして許されたなら
 その後の元親自らのおもてなしの意味が全然違ってくる。そしてそうなった。

 (私があなた様にこうして従っていると言うことは、大変、実のあることですよ‥なんてな)
 (秀吉もそう言う気持ちの裏を十分に理解していたと思われ、実にチャッカリしていたと言える)
 (‥尤も、封建制だったからそんな駆け引きも成ったが、民主化した社会にそんなのはあり得ない)


 でもまぁ信長相手だったら、そうはならない。


 信長は、封建制すら眼中に無いところがある。家康にしても目的意識が違うからダメだと言える。
 ‥そう言う意味では、秀吉は、単に天下人気分が味わいたかっただけの駆け引きしかしていない。

 秀吉を見ているとそんな風にしか見えない。
 あれって、天下人だからこそ味わえる雅の極み方の実践だよな。
 そう言う意味では、無駄に攻め取ろうなんて考えていなかった。ここは重要だ。

 ‥でもまぁ従わないと
 目にものを見せてやるぞってタイプでもあるから、朝鮮出兵のようなことにもなる。
 ある意味、天下人モード・セットオン状態だったから
 人間としての冷静さを見失っていたとも言えるだろうな。

 大体だ、組織の上司でもどちらかというとそういうのは面倒くさいだけのタイプだよ。
 「社長モード・セットオン」‥お前のそれってどんなだよ。
 「社長モード・セットオン」と「オヤジモード・セットオン」は全然意味が違うのだ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:18 | Comment(0) | 日記/2015 | 更新情報をチェックする
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