1-2)記稿.2015/06/19
> 資本主義とは、発行権>債権>労働者で表すことのできる三すくみの特性を有する。
このような構図の中で、支配者として絶対を安堵するには
まずは発行権を牛耳り、発行権を握った側が、労働者特有のカードを切らせないことである。
それはつまり、鎮圧力の絶対に投資を続けることにあった。(戦争を仕合うのは兵隊さん)
また
発行権の意味を曖昧にして伏せることで、債権>労働者の対峙に置き換えることを目指した。
(今や法に守られて、兵隊さんほど食いっぱぐれずの職もない。筋力維持するのもまた職務)
しかし
発行権>債権側の横暴は、誰がどう見てもフェアーでは無い。
(誰しもは具体的なことを知らずとも、そこに不可解な疑問を抱くものだ)
‥そこで、さらなる保険として、混乱を下げる為の画策が謀られた。
人権の立場から労働組合を認めるも、それは表面的に認められただけだった。
気付かれないように自分たちの息の掛かった者を、労働組合内に送り込み、論の焦点を変えさせた。
それゆえ、見せかけだけの対立劇場を演出するに留まって来た。
‥それは、政治とマスコミの間でも繰り返し執りなさて来た。
1-2)1
> 労働者側が、発行権>債権の側を打ち負かすには、労働者同士での団結が必要だ
それは、生活の存亡に関わらず
発行権側のくわだてに入り用の生産を引き受けないことである。(とくに積極的軍事)
‥なにゆえに、三すくみの関係にあれるのかと問えば、その一点に過ぎない。
ところが
騒動を引き起こすように仕向けられているのもまた事実である。
なぜなら、法規上、騒動を起こすと裁きの対象になるからだ。
‥何が優先されるかと言えば、とるものもとりあえず、治安の維持である。
(管轄側は、なにはともあれ、法的手段としても鎮圧することしか頭にない)
それゆえ
たとえインパクト不足であろうとも、ボイコットでも手順を踏んで行うことが求められる。
(其は文化人としてのマナーだ)
> では、労働者らは、何のために立ち上がるべきであろうか?
「上に、下の主張を認めさせる為?」
‥否、其は秩序を取り戻すためである。
三すくみを正しいと思い込んでいれば、三すくみのままだ。
どうして発行権を誰かが管理するとされているのだろうか?
それが伝統だから?、歴史の足跡だから?
そもそも、公平とするべきはずが
そんな代物を誰かが握り預かっているそれは、それだけで治外法権だ。
(法の外の存在を必要とする仕組みこそ、討ち果たすべき目標だ)
1-2)2
‥だが、その後をどうするかで困り果てることになる。
智慧在らざれば、同じ繰り返しに陥るだけだからだ。
> 公平且つ公平に、生産と享受を可能とする新たなる仕組みが求められる‥
たかだか数万人程度の規模であれば、技術の確保で、ある程度何でも無さそうに思えることでも
数億人・数十億の規模になると、どうしたってそうも行かなくなる。
(‥多くの者らが、平等よりも勝手が好きなんだからな)
(そんなレベルでの博愛精神なんぞ、画に描いた餅である)
(誰も見たことがないのなら、尚更にルールからのスタートが求められる)
(皆で適切なルールを経験してみないことには、博愛の要領などと言っても共有できるわけがない)
そもそもにして、地上に暮らしている生物はヒトだけではない。
一人一人が、資本主義の横暴に慣れ親しんだ思考や手段を捨てる気概を持たないというのなら
鏡似性として、そのようなボイコットも挑戦も、端から起こりえない事だ。
> ‥様々な過去の大嘘を、公が認知した場合
それは、経済格差の問題が一人一人の選択に委ねられたと言える段階に達する。
先に、そこに潜んでいた真っ黒を知り得た者らは、すでに公平且つ公平の掌の上に置かれる。
(‥鏡似性としては、その責任を皆で棚上げにしたいから、未だに公が認知する処がないとも言える)
その時、世渡りの秘訣がそこに有るように見えるわけだが、それはすでにカンニングのようなものだ。
真っさらからのフェアーな競争を信条とするなら、尚更にインチキを間の当たりしたも同じことだ。
(‥真面目で理解できない頭だったなら、自身を敗北者として認めざるを得ないのかもしれない)
(何も知らずに汗を手にすればさえ、豊かさが手に入るとの思い込みの敗北者だったと‥)
(それはまた、絶対の勝者の側に立つことを欲した自分だったということでもあるのだろう‥)
(自身の生真面目を自覚するなら、尚更の好条件=そこに居なければ報われないの思考か‥)
されど
「インチキに倣うのか?それとも正すのか?、それこそを自身に問え!」
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