2015年07月16日

【疑問】同型HDDの個体差に発熱量差は生ずるか?

1-3)記稿.2015/07/16

> 今年の夏は扇風機無しでパソコンを運用するぞとばかりに


 CFZ-140GLA(14cmファン)を追加した。(前面ファン位置にライフハック技で設置)

 こいつの感想としては
 「本当に回っているのか?」と疑ってしまうぐらいに静かであると同時に
 風圧に実感が感じられなかった。目の前に置いても涼しげーって感じが無い。
 ‥その静かすぎる感触に、無口な人物に感じるじれったさを思ったほどだ。

 それゆえ、小さい子供の前でガード無しで回していたりするとかなり危険である。
 でも効果は高い。それは実感できる。


> で、いろいろと最適化を検証する過程に於いて疑問が生じたのだ



1-3)1

 同型のHDD間に明らかな発熱量の個体差を感じ始めた。
 明らかに2度の差がある‥
 ‥今までは冷やしていなかったからだと思い込んでいたが、そうでないらしい。

 そりゃ時間が経つと型番後ろの方が小さくなるだろうと思う所だが
 この個体差は、その法則性を無視していた。
 ‥半年、後から買ってきた方が二度高くなる。(どちらも3TのGreenの1Tプラッタ)


> まぁまるっきり同じだったら


 エアーフローの工夫なんか面倒くさいので
 適当なところで、まぁいいやって感じで終わるところだろうから、結果オーライとも言えるが
 この二度の差が如何にしんどいかということを思い知った。



1-3)2

> 無駄にファンの数を増やしても効果が薄い


 ‥今時の傾向は、上にも下にもどこにでも冷却ファンを付けている。
 俺もそれを真に受けて、いくつもファンを乗せるべきだと余っている奴を試しに乗せてみた。
 でもよくよく考えるとファンの電力量も馬鹿にならない。
 ‥ファンコンを噛ませばそれだけ、ファンコンの発熱量分の上昇が非効率に映る。

 予算としても、失敗することもある点を勘定すればあっという間にファン代は一万円を超えるだろう。
 そんなくだらないカネの使い方をするぐらいなら、インバーター方式の扇風機が買えちまうぜ。


> 二度も差があったのでマジ悩んじまった


 俺のケースは一昔前のだから、HDDを内蔵するためのベイに余裕が無い。
 そこを物好きにもアルミのHDDケースに入れて補っている。

 計2つほど所持しているのだが、こいつを2つ重ねると随分と壁になる。
 壁になるとエアーの流れが滞るかと思いきや、前面ファンの方に近づけた方が
 好い感じに3.5インチベイの方もまた同時に冷却効率が上がるようだ。
 風が側面に逃げて、左右から3.5インチベイに搭載のHDDをクーリングするらしい。

 そのHDDケースを二段にする場合‥

 少しずらして下の方を前に出した方が効果が上がる。
 同じにして重ねるよりも明らかに一度違う。
 (‥ケースとケースの間には、耐震ゲルを端に風の向きに沿って筋を引くように細く切って貼った)


> それにしても


 ‥やはり2.5インチHDDの方が、クーリング効果が早いな。
 また、HDDのアルミケースに入れても入れなくてもさほどの差を感じられない。
 でも二度の差は、設置がまずいとすぐ三度になる。
 2.5インチHDDとの差は6度だ。設置がまずいと7度差だ。

 ‥どうしても二度差になるこいつだけが、真っ先に40度に達する。

 (間に合わないので、前面パネルを外して運用するしかない)
 (個体差があることで、どれが先に逝きやすいかがわかるのは他のリスクを回避する上で貴重だが)
 (始めて買って外れを引いた場合、そりゃうんざりするような話にもなるだろうさ)

 (RAIDで運用するなら、先に壊れるのはそりゃ発熱の高い方からに決まっている)
 (HDD間にそれだけの差があるなら、RAIDの前に冷却の違いを確認しておかないとまずいよな)



1-3)3

> 二度の差の正体は、HDDのベアリングの球体比率だろうか?


 何をどう考えたって、ベアリングの球体比率の差しか思い浮かばない。
 なにしろ軸が一番の発熱箇所なんだからな。
 ‥ベアリングの形に個体差があるのはどうしようもないと同時に致命的でもある。

 GREENには、安価なベアリングでも混ざっているのだろうか‥
 突然動かなくなると言われる所以は、ベアリングに亀裂でも入って軸が回らない‥なんてな。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:44 | Comment(0) | パソコン悩ましいZ | 更新情報をチェックする
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