記稿.2015/07/29
> 1Xnm世代のTLC-NANDは、書き換え可能回数が少なくなる
微細化が進むにつれて、TLC-NANDの書き換え可能回数が減る。
30nm世代のTLC-NANDの書き換え可能回数が約6000回であるのに対し、
25nm世代では3000回‥
20nm世代では1000回‥
15nm世代では500回未満までの見通し‥なんだそうだ。(物理的にも格子の壁が薄くなるからな)
> 買い換え需要の掘り起こしとしては
メーカーは、微細化の度合いを弄ることで、コストと寿命を調整できる。
‥これは
適正な買い換えサイクルの確保が成り立った時点で、開発投資が縮小されることを意味する。
劇的なSSDの価格下落は、それの資本回収後かと思われる。
> スペックを見る限り、東芝傘下になったOCZは、19nmに落ち着く傾向か‥
想定900回程度の書き換え容量を最大とし、公表値書き換え枠で3年間の公表値性能の維持を保証。
‥その後の状態は、使用状況の運次第。
ユーザー的には
公表スペック値の軸となる推定されるCドライブの中身のアプリ容量平均が不明だということ‥
3年経てば嫌でも寿命が気になるし、価格もこなれれば買い換え心理も働くことになる。
‥とくに、1Tサイズの容量が下落しようなら、ものの見事に戦略に填まるばかりだろう。
(まぁそうなれば、公表スペック値の意味が薄くなる段階だ)
スピードアップにしたって
規格とチップセットは両輪だから、規格のバージョンアップの流れを見ていれば
庶民に宛がわれる仕様という奴も概ね推定できる。
‥そういうことなら、手にして5〜6年保ってばラッキーの部類かと。
(HDDも限界なら、SSDも限界に達した‥あとは規格を弄くって、凌ぐだけの様相か)
(買う方としては、ある程度割り切れる状況に落ち着いたと言えるだろう)
> ‥そうならそうと、もっと分かりやすく暗に示せよ業界!
SSDの普及が加速して、寿命程度の認知が進めば
「微細化をやや戻したタイプは高寿命」を謳い文句に商売できるじゃないか!
それにしても、エグい世界だな。
うま味の取れる段階での微調整‥SSDはその典型だった。
‥紙として考えれば当然だな。SSDは認識的に紙だったという落ちだ。
つまり
これからのSSDは、高級紙と普通紙に分かれる。
キャッチフレーズは、「ティッシュもSSDも日本製」
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