2015年09月19日

【宇宙な?】転生から眺める恋愛のかたち

1-6)記稿.2016/09/19

> 地球には、神界の取り決めにより、転生には繊細なルールが備わる。


 一方、地球外の惑星系には、地球ほどに繊細な転生のルールは備わらない。
 その違いから、色々とした意見が交わされている。

 そこで、参考までに

 記憶を維持したままに生まれ変わる中身が
 どれほどに都合が好いのか‥其を、恋愛視点を軸に考えてみた。



1-6)1

> 記憶を維持したままに転生した場合


 まぁ普通に考えても、科学者なら超便利と思うだろう。しかし、
 その手の科学者ほど、地球では唯物思考に陥りがちにあり、その辺のユーモアと合理性に欠いている。

 そもそも科学者は

 記憶力が元から高いわけだから、言語の習得という面では煩わしさも手伝いそうだ。
 新しい言葉を覚える上での好奇心が薄いようなら、お互いにも、古い言語が使い回されることになる。
 それはまるで多様性の否定の有り様だったかも知れない。

 ‥地球での英語標準もそんな流れの写しと言えそうだ。

 そうだ。記憶を失わない状態という奴は、至って閉鎖的に陥る。
 だから様々に権利を言い合う様は、用語を増やす上でも欠かせない鏡似性といった向きだったろうか。
 しかし、そんな権利絡みの用語は、変化を嫌うのだから同時に社会の変化を阻害することに繋がる。
 また、そんな権利絡みの言葉が増えても不便この上ない。


> 恋愛とは、何ら前世の記憶的関係‥権利の如し主張を前提にしない
> 本質的なことを言えば、前世の主張の下に関係を固定していては、多様の人間関係は発生しない


 尤も‥状況次第の本能がそれら主張を遠ざける。ある意味それが自然体にある。

 しかし、混沌とし過ぎてしまっても不便この上ない。
 宇宙人的に記憶が維持された背景には、無闇やたら好奇心に従うままの混沌の拡大を防いでいた
 ‥とする視点が背景にあっただろうと考えても良い。

 「では、地球ではどうだろうか?」

 地球では、記憶を失うことから生ずるだろう判断の混沌、即ち
 婚姻の破棄ゆえの混沌の拡大を避けるべく、倫理観の中に、一夫一妻の恋愛観を取り入れた
 ‥そこにどうして制限されたのかの不可解に対して
 誰しもは、記憶を維持できない不遇を一度ぐらいは思ったことだろう。


> しかし‥記憶を維持できたとしても、姿形までを再現できるとは限らない。


 「気で相手の違いが分かるほどに感受性が強い場合、一体どちらを選ぶのだろうか?」
 「姿形の違いを楽しむだろうか?、それとも、ガッカリするだろうか?」
 「自分の姿が前世と異なる時点で考え方も選び方も変わるのだろうか?」
 「転生する時代も場所も異なるのなら、始めから0からの人間関係を望むだろうか?」

 ‥ある程度、姿形を再現できるというのは、遺伝子情報の異なりを考慮すれば
 一種の特異能力なのだろう。たぶん誰しもに備わる能力ではない。
 ならば、相手の気を探り当てる能力も同じことになる。


> その現実をロマンチックに思うか思わないかの時点で、すでに勝敗は決したようなものだ


 自分の姿形の変化を楽しめないというのは、人生に於ける変化対応への鈍さを示している。
 尤も、この場合の変化とは、化粧をして誤魔化せるような程度ではない。
 宇宙人的に言えば、それこそどのような生態系タイプをも厭わない中身になる。
 それはもう、地球人同士で言うところの民族差どころの話ではない。謂わばスターウォーズの世界だ。



1-6)2

> ざっと考えてみても


 地球でのルールに因るまったくの記憶を失っての転生ルールは、ある意味の均衡を及ぼす。
 同時に、生まれ変わった時点での違和感は、自身の転生経験の裏打ちでもある。

 特に、地球に生まれると、どれ程に裕福かという差は、習慣の異なりを含め、
 心理的には、前世でのスタイルを内包しているものと思われる。
 内包しているが故に、想定外に対して違和感を感じざるを得ない。(そういうものだ)
 ‥それは時として、人間関係に色濃く現れる。

 「馴染めないという感覚」=「周りの人間関係の中に伴う違和感」
 されど始めから、カルマの刈り取りとばかりに敵対関係の中に放り込まれる場合もある。


 そこに漂う前世の断片が何の役に立つかは不明だ。
 どうして残っていたかにしても、不可解この上ない。
 ‥無ければ無いで、気が楽になったかも知れないとそう思うところもあるだろう。

 しかしそこに残っていた記憶の断片がどのようにあろうとも、
 「それに意味などあるだろうか?」
 なぜなら、都合の悪いことにそう思うなら、都合の良いことに対しても同じにあるべきだからだ。

 自分の前世の記憶とは言え、都合の良いようにしか扱っていないのだ。
 ‥それはそれで片寄っている。自分に対して責任を抱いていないとした顔つきだ。


> それでも、葛藤に罪悪感までを感じる必要はない


 ただ都合の良いようにしか考えていなかったという癖があるとした向きだ。
 ‥それがどうしてあるのか、実に不思議ではないか。
 ‥キズともきずなとも呼べるべき何かがそこにあろうか。

 邪魔に思うだけかも知れないし、目的とする何かかも知れない。
 己が魂に身につけていたとする確かさだとしても、活かせないのでは意味がない。
 自分の生き方に、新しさを取り入れようとしての種かも知れないのだ。

 記憶が維持されたままだと、目的と手段が固定されることになる。
 「誰が好んで苦手なルートから挑戦するだろうか?」
 それでも、姿形が異なれば、やり方も多少違ってくる。
 ‥ならば、積極的になれるルール下に置かれていた方が、すっきりする所もあるのだろう。



1-6)3

 新しい自分の姿形が想定内に収まっている場合もあるだろうし、そうで無い場合も有る。
 人間関係が異なれば、そもそもの味わいが違ってくる。
 そこに求めてあるのは、過去にうまく行ったパターンの再現などではない。
 ‥新しき冒険をしているとする実感だ。そして楽しい冒険ならテンションが上がるべきと思っている。


> しかし、地球のルールにおいて最も興味深き点は


 「記憶を失っている」+「能力や思考が重く封印されている」から先が見えない‥
 誰しもは生まれ変わる度に、糞野郎の手口に引っかからんとするばかりに置かれる。
 ‥これほどに経済活動という奴をテーマに造られた世界観もまたとない次第にある。

 記憶を維持できているなら‥その時点で、インチキ資本競争なんか成り立たない。
 ‥始めから抗体を有しているようなものだからだ。

 時間を飛び越えて、過去や未来が見えるなんてタイプがぞろぞろ居ようなら
 それこそ、インチキ商人は闇の世界にしか生きられないということになる。
 ‥宇宙にはその手の心のスキャニング防止技術もあると聞くが、行動のステルス化は聞かない。
 ‥行動のステルス化とは光学迷彩とは違う。認知不能のレベルを想定させる技術を指す。


> 遺伝子落下事件後の人類に貨幣経済と家畜の扱い諸々をもたらしたのが
> 地球に戻ってきたアヌンナキだと言われているが、まぁよくできた支配の構造なんだなと思う。


 ‥しかしそれだけの話なら、まだまだ明るい方だっただろう。
 陰始の話を聞き及べば、身の毛もよだつ真っ暗だったことがよく分かる。
 と同時に、地球には流刑地同然に悪人が収容されていたわけだから、そりゃもううんざりな話だ。
 嫌でも地球人類の誰しもは、真っ黒なことに関わっている由を否定できない。地球自体がそうなのだ。

 「加害者でも被害者でも、その負の連鎖を断ち切れないうちは‥皆同罪だ」
 「そこを恋愛に置き換えて問うなら、多くの者が自信なんか持っちゃいない」



1-6)4

> 話戻って、宇宙人の寿命は概ねで地球人より長いと聞く。


 「寿命が長い」=「成長が遅い」ということでもある。
 それは、幼稚な期間も比例してそれなりに長くなるものと解釈して良いのだろう。
 宇宙人の方が、概ね精神的に成長するのが穏やかということだ。(記憶はあっても幼稚は幼稚)

 一方で、繁殖能力を得る年齢に差は無いと言う。
 ‥ある意味、「萌え〜♪」なんて言ってられる適切な時期も長めと言う事になるのだろう。

 「それはそれで、重婚が正論に取り扱われていてもなんら不思議無きこと」
 「それはそれで、持てすぎる奴に一夫一妻はほとんどありえねぇって筋書きだ」
 「一夫一妻カップルは平均顔が当たり前、じゃないと一夫一妻は成り立たない」


> つまり、地球的にそこを勘案すると


 一夫一妻推奨社会には美人が少ないのが当然と言う次第になる。

 もう一度言うとだな、

 「一夫一妻カップル推奨世界には美人が少ないのが当然!」
 「一夫一妻カップル推奨人間には、普通顔が多いのが鏡似性として当然!」

 ‥地球での寿命を考えれば、程度バランス的と言えばその通りだとしても、違和感は募ろうか。

 人生五十年の少し前と比べても、今や、やり逃げ同然にも戦で果てる漢の感性なんか否定されている。
 地球人も桁増えて寿命が長くなるようなら、そこのところを考えずにスルーはできない。
 一夫一妻政策は、必ずしも真では無いのである。


> そこに‥なんとな〜くの抵抗感を抱く気持ちのそもそもの原因とはなんだろうか?


 そりゃインチキ宗教の林立だろう。その宗教の起源からして曖昧だ。
 とくに西洋系のそれは地球人類にそこのところのバランスをもたらして来た。
 嫌いじゃないけど、むしろ好物にあれども‥無理感ありありで日常感としては無理っぽだ。
 ‥それは離婚率の高まりがハッキリとデータに示している。
 ‥誰か一人を好きになると、不思議にも同時に、複数に関心を抱いていたりするものだ。



1-6)5

> ということで


 記憶維持転生しようと、概ね姿形が違った時点で、カップル・シャッフルが起きる。
 あの時のあの人の気を探そうとか、能力有るなら別だけど概ね無さそうだからそうなる。
 桁増えて寿命が長くなろうとも、青春の時期は決まっちまってるわけよ。
 そりゃ見っけたら、「るんるん♪うふふん♪」になっちまうだろうけどさ、
 なんであれ、目の前にぶら下がるニンジンを見て、追いかけたくなるのは
 そこは、宇宙人だろうが地球人だろうが、ほとんど変わらねぇって話だ。

 出会える範囲でしか選べない。運命なんて思い込みはご苦労さん。チーン。


 ‥ただ違うのは
 迷惑な奴と気の合わない奴は直ぐに分かっちまうだろうから、
 そこに見られる重婚は、地球で現在思われるようなそれへの違和感とは全く質が異なる模様。

 地球によく見られる、なんとなく冷やかされちまうタイプってのは、
 宇宙人的に表現すると、ラブラブ願望一夫一妻派ってことだよな。
 ‥割合的に言ってもまぁそういうことになるんだろうぜ。

 ということは‥猫かぶってる奴ほど一夫一妻に直ぐに飽きが来て、実は重婚願望だったなんてな。
 いろいろな意味でも、人数多い方が都合が良いからな。
 多いのがダメって理由がそもそもにして不明だ。要するに支配階級の都合に習っただけだろう。
 その慣れの結果、一夫一妻が如何にも愛のかたちとして当然と思い込んでいる。
 ‥それはハッキリ言って、形の作法にしかなっていない。自分が望む家族観でも恋愛観でも無い。

 でも、お互いに好きの頭数を揃えたとて、得手が一つも無いってのは、居づらくなるものだ。

 ‥かわいいだけってのは、それはそれでひんしゅく買うわけだからな
 そういう娘っこほど白馬の王子願望はダミーで、実は、群がられる中での女王様願望だったりだろう。
 反対に、それのタイプに群がっちまう野郎どもは、ズレた感じの応援団が持ち味っつう事になる。
 だからといって、そういう野郎どもの多くが家事器用ってわけでもない。概ねどっちもズボラだ。
 でもメカに関してはキッチリ使い分けをする能力を備える。まぁ辻褄は合ってるわけだよな。
 (そもそも、組ませた時にどうなるかなんてのは誰も知らねぇわけよ)
 (少なく見積もっても、アキバを盛り上げてるパワーを秘めるのは織り込み済みっつうわけだ)


> 地球にある恋愛観は、概ね不器用にも片寄っていると判断されて然るべき状況だ。


 まぁそもそもが、力こそ正義とか抜かしているギャングの巣窟にあるからな。
 不器用とか、片寄っているとか‥以前の課題が地球にはてんこ盛りにある。

 ‥まずはそこからして何とかしていかないと
 幸せなんてのは、それこそ画に描いた餅でお終いさ。
 そこがひとまかせな奴に、ご希望のド本命なんか巡ってこねぇっつうの。
 それこそ「もじもじしながらうふ♪」って言ってられる内が花だってレベルの世界っつうことだよな。



1-6)6

> 普通に一緒に居たいだけだったら、兄弟家族か近いところに産んでもらうのが筋。


 ‥でもそれがだな
 実は植え付けられている記憶なんてのはいくらでもチョイスできちまう代物で
 実際自分が何者なのかを知ろうにも、それが本当だとする確証はどこにも無い。
 在るのはただ、そこに生きているのが私たちということだけだ。

 その時間をどれ程にお気に召すかなんて問題は、何もあなたというパーツだけに縛られる事ではない。

 そこを理解していないと、一夫一妻だろうと創造的重婚だろうと
 何の役にも立ちやしねえ。

 その関係が愛であるべきと思う以前の問題として、一つの命として確立しているのが本質だ。
 そこを押し殺してまで、一緒に居られる時間など考えてみれば、睡眠時間も含めてわずかなものさ。
 ‥押し殺してダメなら、表に押し出せってな。表に出してダメなら、押し殺せってな。


 「自らを以て味わうことこそが冒険だ」
 「それは恋愛ですか?冒険ですか?」
 「恋愛だというのなら、私たちを以て等しく味わうことこそが恋愛だ」

 「味わうべき形に作法など不要。そこにあるべき愛のかたちは、その恋愛が決めるべきである」
 「一夫一妻などとした制限は有り得ない。幸福の追求においての障害だ!」
posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:31 | Comment(0) | 宇宙な? | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。