2015年10月08日

【零戻メモ】現金(国券形状)存続の余地

1-3)記稿.2015/10/08

> G幣の相続を一世代先しか認めないとする扱いから


 中途譲渡にも、取り締まりが求められてくる。
 このような考えは、完全に資産管理される内容を示唆するが、

 同時に

 G幣の獲得は、黒字収益から得られた分配でしか成り立たない次第を意味する。
 ゆえにG幣の価値は、従来の金塊以上の特性を‥所持者本人の生きている限りにおいて創出する。

 ‥G幣&P幣は、普通に下ろして使うような消費利用をしない限り、減ることが無い‥


> このような流れから


 G座からG座に資本移動するに辺り,
 一族間でのやり取りは、P幣に変換されることを想起させるものの‥実際には、
 一族の規定は一族の一族をまたげば、どこまでもつなぎできてしまう落ちが発生する。

 そのような矛盾を防止する為にも、

 上位継貨の雲座間資金移動はS幣に統一されて変換されるものとする。
 勿論、同一名義またはそれに準ずる雲座間を渡す場合は、S幣変換に該当しない。
 (‥そのような該当複数雲座の必要性について問うなら、グローバルでの活動が上がるだろう)



1-3)1

> 以上から‥賞与分配以外の上位継貨の資金移動は、概ね一括S幣での内訳に変わる。


 ‥それはまた
 ネットを介した支払いにはC幣による手数率が発生する一方で
 引き出して現金で支払う場合には、価値のランクダウン自体を手数率として考えることもできる
 (複雑さ回避による経費削減効果での差し引き理解&手数率ではなく手数料での有無)

 以上のようなことから、国券形状の活用も考慮可能となる。


> この時、店舗側は、釣り銭を用意することが主な内訳だ。


 基本概念として、黒字分による内部留保がなければ釣り銭を用意することはできない。
 なぜなら、そこに見られる現金払いは、穂(C幣)ではなくS幣の扱いにあるからだ。
 (S幣の支払いには、同じくS幣の釣り銭が求められる)
 (また、C幣払いの払い戻しにS幣は使えない。ただしサービス券等への変換は程度可能)

 ‥起業経営の初期段階の多くは、概ねそんな状況が想定される。

 そんな場合は、個人資産の上位継貨を自社の戻り布にして、そこから釣り銭を用意立てる手順を踏む。
 基本的に、内部留保がたっぷりあってもここは同じだ。
 (自分の側に釣り銭準備が足りなければ、まずは戻り布分をどこからか工面してくる必要がある)

 すると

 現金分売上を金慮に預け入れなければ、穂認との相殺差し引きにならず、損失を発生させる。
 とにかく、黒字を得るには‥手元にあるS幣にそこまでの価値はないのだからそうせざるを得ない。
 (‥またこの時、金慮側に売上の内訳を申告する用が発生する)

 (当然ながら、釣り銭として引き下ろす場合には、金慮を介した手続きが求められる)
 (そのように手順を踏まないと、現金分売上を預け入れる場合の相殺までに至らない)

 ※ 無論、社内に内緒で
   自社名義のS座に、釣り銭準備用途に偽装へそくりを繰り返すなんて手口は想定されるだろう。
 (戻り布の一部をS幣にして、ちょろまかす感覚だ。禁じ手)
 (そもそもの、戻り布から釣り銭分を用意できるというラインからして寛大な処置)



1-3)2

> 国券の概念として


 そのままを運用して、現金払いを決行する事も可能に置かれる。
 (国券にあるがゆえに金慮を介さずとも取引を可能とさせる)
 それでも、S幣の機能性とG幣の機能性には圧倒的に差が設けられている。

 ‥この点は、BtoB支払い概念上の抑止力になっている。

 普通に考えても、まずは穂認予算を使い切ることを考えるだろうし
 それにしたって四半期毎の調整が可能に置かれる。
 つまり、現金でやり繰りしたくなるとしたら、年度末調整時のどさくさになる。
 ‥それにしたって、程度戻り布からの支払いが可能だ。現金売上に手を付けるなんてのは有り得ない。

 だから、ルール上、国券の存続に関して問うならそれほどに問題にならなさそうだ。

 それでも、大きく異なるのは、国券形状で持ち歩くと損失分を保証することができない点だ。
 雲座を介した支払いは、その経過を追跡すれば、なりすまし分を当人に請け負わせることが可能だ。
 痕跡が残る範囲で状況を把握できる。しかし、国券形状での紛失になるとそこまでの証明ができない。


> それでも、国券形状で支払う感覚は、一種の優越感を与えるだろう。


 資本経済での現金払いは企業にしてみればそれなりに魅力だったが、
 零戻経済での現金払いは、まぁどちらでも好い感じだろうか。
 (請負時の優先順位を上位継貨払いで可とするかどうかは、あくまでサービス格差である)


 ‥あとは、個人消費の側の国券形状への要望が、どれほどに求められて残るかになる。



1-3)3

> その残された感覚が、一番に募るのは仕組みの切り替え時である。


 従来現金を一気に使用不可にするには無理がある。
 ‥システムの信頼性においてもそれは言える事だ。

 だからその点、従来現金の使用延長を可とするなら、混乱は小さく収めることが成り立つ。


 ・銀行口座に入っていれば、金慮雲座のG座に変換。
 ・当座資金とその中味は、戻り布としての金額に変換。
 ・タンス預金等、手持ち現金からの雲座への入金はS座止まり。
 ・年金はとりあえずP座の扱いにしておき、改めて調整すれば良いと思う。
 ・賞与はすべて年俸の扱いに切り替わるので、その点では穂が機能できていないと話にならない。
 ・ローンの残金は、チャラにするのではなく、払った金額分と支払い回数の平均を置き布に変換。


 ‥まずは簡潔に
 口座資金は雲座に置き換わり、戻り布に入れ、そこから釣り銭を準備することになる。
 あとは、穂認から予算を用立てれば、何食わぬ顔でシステムの切り替えを可能にする。

 株式資本も全部G幣(戻り布)に置き換えれば良いだろう。
 (金額が固定されることでブーイングも起こるだろうが、破綻とは違うのでそれはそれ)
 (‥インチキ分の金額補正分が加味されるなら、それに最後の博打感は残るかと)

 無造作に徳政令を発動させる意味合いもまた無い。

 ‥まぁそのインチキの内訳により
 変換の一部割合をP幣にするなりS幣にして認めるなりすれば良いと思う。
 どちらにしても、戻り布の扱いのままにまとめることができる。経営的には違和感なし。


 ‥零戻経済とは、インチキ負債だけを帳消しにする枠組みに有らず、債権搾取を廃するルール改正‥
posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:24 | Comment(0) | 零戻メモ | 更新情報をチェックする
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