記稿.2015/10/27
道徳の話ついでに一つ。
二宮金次郎のこんな話を知っているだろうか。
‥今時の女子が聞くとかなり唖然とするような中身である。
(ソースは、俺の高校の図書室の中の一冊だった記憶がある)
(いつ書こうかなと思ったまま忘れてた)
金次郎は父母を亡くしている。
昔は何かと子沢山だったから、普通に目にする光景だったはずだが
叔父の家に世話になっていた金次郎に、それへの機会も関心も訪れなかったようだ。
ガリ勉くんだったし、村の大人も一目置くような頑張り屋でもあった。
同じ年頃の悪ガキも、そんな下ネタ話をしに近寄ることも無かったのだろう。
‥金次郎は、女の出産時の介助の必要に無知無頓着だった。
> お陰で、嫁さんは流産をしてしまった。その後、実家に逃げるように帰ったという。
早い話が、嫁さんは口べた不器用で、旦那も周りにお願いしないから結果そうなったと。
あと金次郎が真面目すぎるので、その手の話をしなくても大丈夫なんて思われていたのかもな。
‥天然無垢の落とし穴って感じだが、いろんな条件が組み合わさった結果かと思われる。
> 無論、失敗を見逃さずに学ぶのが金次郎だったが、変わりようも半端なかった。
なんでも再婚して家を構えるようになってからは、
お手伝いの娘たちにも、まんべんなく手を出すようになったという。
‥その時の奥さんに漏らした屁理屈がある意味で絶句ものである。
「娯楽も少ないことだし、たのしみは分け合わなければならない」
当時の印象としてどうだったのかは知らないが
奥さんは、とりあえず金次郎の方針を飲み込んだらしい。
> 誰にも失敗は付き物だが、未だ知られずに全国の小学校で薪を背負っている姿は複雑だ。
ガリ勉くんはある意味、そういう流れでしかないって話だ。
‥好いですね金次郎の下ネタ話。
‥もはや時代のニーズじゃ無いって感じが危機感度MAXっす。
「そんな金次郎を手本に立てているから、そこらへんでの厄が鎮まらない」‥なんてな。
【考察の最新記事】
- 【参考】食事と恋愛の関連
- 【参考】遊園地の利用格差
- 【参考】分配の公平の先に得られるべき形
- 【考察】祈りの本質
- 【先見】同性愛結婚の比率が程度高まること..
- 【考察】仏陀と祈りの組み合わせ
- 【淘汰】敬いとは自分加減なり
- 【達観】脱・馬鹿の引き寄せの法則
- 【短歌】お題‘デスる’
- 【考察】道徳教育×→礼孝教育○と名称すべ..
- 【考察】極楽の翻訳に見た仏教の勘違い
- 【参考】死んだ方がマシに潜む逆説
- 【考察】新興宗教のカタチ
- 【考察】言葉は元気を与えもするし奪いもす..
- 【見解】「友達だろう」は庶民の感覚
- 【見解】「友達になろう」は微妙な掛け声
- 【考察】神の思し召しって「何?」
- 【姫様の心得】かわいいとカワイイ道
- 【考察】三島由紀夫は中二病だったと思う
- 【考察】カッコイイVS.クール