2015年11月06日

【詩】有り難いの根っこ、もったいないの根っこ

記稿.2015/11/06

続けられる事
やり直せる事
挫けない事
倦まない事
飽きない事

それこそが有り難い
ならばこそ、そうなるように慮れば良い


任せてみれば良い
許してやれば良い
支えてやれば良い
諭してやれば良い
わけてみれば良い

そうすれば、有り難い
ならばこそ、宇宙は、そのようにできているはずだ‥


そうでない宇宙など、有り難くも何ともない
そうでない社会など、有り難くも何ともない
そうでない私など、悦ばしくも何ともない

でも、感情があるからこそ、そこに辿り着く
感情に鈍かったら、そうは思わないだろうよ


生きんとして、独り占めばかりに価値観を抱き
上から目線で命令して、失敗すればすぐに廃棄する
挙げ句の果てに、人が持っている何かを欲しがって競い盗る
まったく以て、どうしてそんな社会が根ざしてしまったのだろうか?
そんな考えの根っこには、孤独とカツカツへの恐怖しかない

恐怖しか持てていないから、恐怖でしか向き合えていないのだ

なんと残念な時間に付き合ってしまっているのだろう‥
まるで寿命泥棒だ


「感情に鈍いままの人生こそ、なんともったいない!」
「恐れおののいたままの人生こそ、なんともったいない!」
posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:35 | Comment(0) | | 更新情報をチェックする
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