2015年11月25日

【グーグルマップ旅】徳島県県道287号線

記稿.2015/11/25

> 昨日、気まぐれにもグーグルマップで旅気分を出してみた。


 俺は、海外線には港があって、そこを中心に集落が形成されるものだと思っていた。
 ところが、徳島県県道287号線はそうではなかった。(阿南市、小勝島が見える辺)

 淋しい急峻な丘づたいを越えて、ようやく海が見えても
 辺りには、家がポツンと一つ二つ見えては、また急峻な細い丘づたいの路が続く‥

 ・・・その繰り返し、集落としての形をなしていない。

 「へぇ☆」

 路が路なのでバス停も見当たらない。
 グーグルマップビュー特有の対向車もまるでなしのところに、なぜか
 丘伝いの路脇に車が一台‥見るからに中で乳くり合ってそうな感じに止まっている。

 「へぇ☆」

 戦後の混乱期なら、農地があって目の前が海なら食料勝ち組だろうに。
 そのまま時代に置き去りにされた感のある風景。

 「へぇ☆」

 ‥戦後の日本は、全体がこんな感じだったのか。

 マイカーを手に入れるのは、女と乳くり合う為。
 当時はマイルームは日常ではなかったし、デートスポットも食い処も小規模だった。
 淋しい光景が広がっているところに、テレビで都会の風景を見せられれば、
 そりゃ、人混みの多さに憧れて、若者が都会へと足を伸ばすのはごく自然な流れだろう。

 でも、憧れてやって来た都会もまた人だかりが多いだけの、本質的には寂しい場所だった。


> アニメ育ちの俺は


 田舎と言っても、本数少なくてもバス停というものの痕跡ぐらいあると思っていた。
 海の前なら、集落で固まっているものだと思っていた。
 でも、そんな思い込みが通用しない地区があるんだなぁとはじめて理解した。

 世の中の政治に期待しない層が居てもそりゃおかしくないでしょう。
 選挙に行かない人口比とは、政治に手を抜かれてきた地区比率でもある。
 ‥概ねその恩恵を受けていない割合が日本国の40%に固定されていると考えていい。
 (地方票は、恩恵を受けた人数分の票数であり、出かけない人数は固定のままかも)

 昭和のバブルでジャブジャブしていても、景気なんてものは実質その程度だった。

 景気が悪くなると、さらに10%〜15%が恩恵から切り離される。
 残りの45%〜50%で選挙をやっているようなものだ。
 ‥その恩恵側にしても、多くがカツカツとしている。(不思議な景気模様だな)

 日本でさえそうなんだから、世界平和なんて文言も嘘八百といったところか。

 有史以来、世界平和とは言葉でしかない。
 精々実現できて地域平和ぐらい。そこに住み続けている人の気丈夫勝ちって所だろうね。
 ‥それも戦争に巻き込まれれば、失われることになるわけです。

 選挙に出かけない層だってそのぐらいわかっているだろうさ。

 わかっていないというのなら、日本も大したことがなかったことになる。
 選挙に出て来ない層が、自民党にダメを押しに行くと、簡単にひっくり返るのが現状‥
 対抗馬が無いのと、出たとしても背景の薄いのが課題。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:11 | Comment(0) | 日記/2015 | 更新情報をチェックする
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