2015年12月26日

【妄想】ビットコイン=物々交換と同じ物であるとした先の予見

記稿.2015/12/26

> 物は現金化できる。現金化することで収益と見なされ、税の対象に成る
> ならば、ビットコインとは何だろうか?


 物には劣化が伴う。劣化の不便を補う為に現金化が有効とされている。

 しかし、行きすぎた資本社会では、
 無理に現金化する必要がなくても、返済に追われると現金化を余儀なくされる。
 ‥それは、賃金への支払い一つを考えてもそうだ。

 賃金を通貨で支払うことを契約した時点で、国際金融資本の縄張りに入り込むことになる。
 ‥そこでビットコインでの支払いを想定した場合、それは物々交換と同じになる。


> ではなぜそうなのか?


 国際金融資本の縄張りでは、通貨戦争をし合っているものの、
 通貨としての保障をある程度義務づけている。それの証明としても色々と文言にして示している。
 ところが、ビットコインでは、電気が来ないとなると途端に破綻することになる。
 ‥それはお金が腐ったのと同じ状態を演出してしまうのだ。

 法的にも、長期的保障の対象外だから物々交換の扱いだ。
 ‥まぁそうなる。

 しかし、ビットコインだけで暮らしが成り立ってしまうと、税収は激減する。
 すると強いては、国際金融資本の必要性自体が揺らぐことになって来る。
 ‥そこで、まぁどこまでやれるのかと、高みの見物を決め込んでいるとも言える。


> つまり、ビットコインの定義としての立場は、地域通貨に置かれているのだ


 地域通貨は違法では無い。合法だ。
 ‥ただし、地球上の範囲に於いてネット利用する枠という意味では、地域を凌駕する。
 ‥地域を凌駕した地域通貨、もといネットマネー。それがビットコインと言えるだろう。


> その世界のネット・インフラに投資を続けてきたのは、国際金融資本だ


 地域という枠組みが、天然の地場創出にある点に比べると、
 ビットコインは色々とした意味で、国際金融資本の資産を用いた果ての物々交換に置かれている。
 ‥そういう意味では、いつでも方針の転換を示すことで、通貨認定にできなくもない。

 しかし、国境を必要としないそれをどこの法律で以て規定を設けることができるだろうか。

 ‥それこそ、TPPのような集合の枠組みの中で、突然と合意が沸き起ころうなら
 ‥通貨の管理が、国家単位での管理を離れる事に成りかねない。

 その時、公平性を求めて議論した結果

 ビットコインなだけに、AI任せなんて結論ももたげることになるだろう。
 ‥なんでもかんでも国境の枠組みを超えた方が、利便性が高いなどと乗せられていると
 ‥そっちの方が合理的に見えてしまう環境を創出しかねない。


 それを例えるなら、
 Windows10の中に、どうでもよさそうなコルタナが顔を利かせんとして居座るようなものだ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:40 | Comment(0) | 刮目/奴ら絡み | 更新情報をチェックする
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