2016年01月13日

【違和感】原油30ドル目前、過剰供給中国需要減退懸念の記事

記稿.2016/01/13

> 2003年12月以来の安値
> 約12年ぶりに1バレル=30ドルの安値をつける勢い


 どう考えても2003年の時より景気は鈍い。
 2008年の時と同じぐらいの底への流れというのなら
 ‥2008年時は、まだまだ原油は高かったという意味になる。


 「それは、インチキ価格(生産規制中)でした」という発言にしか聞こえない。

 ‥経済的には、インチキ規制を実施する為の炭素詐欺。
 ‥環境的には、技術的な面で目処が立っていなかった。否、協力させない為の画策。


 過剰生産だから
 中国のバブルが弾けたから
 まったくつながっていませんよね。

 だって、どう考えたって、
 各国的には、それなりに排ガス規制を行ってきたのだから、退くのが流れです。

 一方で、車の利用は世界的に拡大しました。
 不景気だからといって、車を棄てて、中国が再び自転車に鞍替えするとは思えません。
 台数として中国は多いかも知れませんが、生活への石炭依存度も馬鹿になりません。
 それはインドも同じだと思います。

 むしろ、日本に対して石炭止めろと言うのが西洋の考えです。
 同時に世界的な原発への懸念から切り替えが起きています。
 ならば、石油またはガスの増産がとりえずの辻褄です。

 増産したところで、それが2003年時の原発利用と比べてどうだったかは示していません。
 仮に原発が増えていないのなら、尚更に生産して価格を下げてみても
 ‥大してなんら問題性も見当たらず、世界的なデフレの流れに沿っているのだと解釈できるでしょう。


> そう思いますよね。それはつまり‥


 解決への道を模索して動いている勢力と
 まったくそうではない、石油利権を主張するだけの古巣野郎が居るだけです。
 ‥でそれに対して抗議するような記事を配信し続けるマスコミが、古巣野郎側との証拠です。
 ‥まぁそう考えると、バブルが弾けて頭が痛いのも古巣野郎らが舞台から立ち去るまでの辛抱です。

 といっても、その後どう立て直すかを仰いでも本丸はまだまだ落ちそうにありません。
 戦国の世に例えれば、未だ関ヶ原の決戦です。
 それもG20がG7の真田の城を攻めんとして足止めを食らっている所です。
 (この際、時期当主気取りの中国のメンツなどどうでも良いと思いますけどね)

 ‥先はずいぶんとまだまだ長いのが現状のようです。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 10:32 | Comment(0) | 日記/2016 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。