2016年02月14日

【アイデア】セルロースナノファイバーは、海洋都市資材こそが本領発揮

記稿.2016/02/14

> 安易な未来都市構想として、やたらと上に伸ばすハイパー高層建築が出てくる。
> 仮に倒壊してしまった場合、津波の因にしかならない。


 そのようなものを海の上にいくつも作ろうとする発想は、今やキチガイである。
 どうして未だに、津波へのリスク理解になっていないのかは、実に嘆かわしい。
 (‥潮干狩りしているだけだったのに、その手の津波に呑まれましたなんて嫌でしょう)

 海上都市を実現するなら、津波懸念を無くする意味でも下に伸ばすしかない。

 沈める組み立て工法の方が、海上の風の影響を懸念しなくて良いはずだ。
 ‥どちらにしても、波の影響を軽減する為の基礎は、筏の組み合わせになると思う。


> そこで、浮きが必要になる。(耐熱性が欠かせない)


 鋼鉄で浮きを作るよりは、セルロースナノファイバーの方がずっと加工がし易いはず。
 下に沈めるには、多少の重りが必要であり
 ‥素材としてよりも、工法の過程として金属にも分はある。


> 浮きの効果を更に高める為に、都市の真ん中に水素タンクの貯蔵が考えられる。


 ‥これは著生の半分は妄想で、全体の浮きになるような効果が
 貯蔵される水素量に比例するのかは、まったく知らない。

 アイデアとしては、海中部分の居住区に酸素も供給しなくては成らないわけであり
 台風などの嵐の日には、海面の入り口は封鎖状態になるだろうから酸素タンクも必要になる。
 海からの水を分解すれば、それらはすぐに手に入るのだから、必要とした意味としても
 下に伸ばした方が、説得力が得られる。(技術応用として有望)


> 早い話が、強大な蓮の花ということになる。


 花または葉の部分がタンク。下に伸びる根の部分が居住区みたいな‥
 透明なガラスのようなセルロースナノファイバーなら、
 上から目線にも、無理に空に景観を求めるのではなく、海の下に景観を求めるのも可能だ。
 ‥魚礁を追加すれば、そのままに食糧供給にもなるのだから。
 (景観を損ねない為に、藻の付着を嫌うなら、アクリル製のガラスにも分があるのかも)


 船を合体させるか、牽引させるかで移動も可能になると思うが、海面に帆を張るという考え方もある。
 ‥魚礁の魚の好む海温を求めて移動する感じになるのであって、人の都合にはならないと思う。


> こうなると、鋼鉄製の船は、もはや流行らなくなるだろう。(潜水艦はどうだろうか‥)
> 地上においても、セルロースナノファイバー製の紙管とベニヤ板はもてはやされるだろうな。


 ただの流し込みの成形加工では、空気を含みにくいだろうから浮きとしては弱くなる。
 浮きとして不要な部分と、必要な部分の素材の違いはどうしたって必要になる。
 コストや製造過程の原料量の調整においても、空気を含ませて強度が得られるに越したことはない。
 ‥そもそもにして、現場で加工しにくほどの強度まで日用に必要ない。
 (強度があるからと言っても、カミソリのような薄さばかりでは危ないだけである)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 10:53 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2016 | 更新情報をチェックする
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