1-3)記稿.2016/03/05
> 人は誰も恩を売られてばかりでは恥になる。
> ‥他力の神はそこんところをどう考えているのだろうか?
他力の神は、恩を売るのに忙しい。
売ったんだから支払って貰う必要は必ずある。
そうでなければ、その者らはちっとも育たずに、恥の掻きっぱなしである。
‥つまり、恥知らずのままに生きざるを得ないのだ。
> 他力の神だからとて、育たない連中を束ねていても、ただの自己満足にしかなるまい。
対価としても、メンツとしても、成長を見せて貰わなければならないのだ。
しかしである。他力の神の台詞はいつもこうだ。
「私を信じよ。私の名を呼べ。私に祈れ。」
‥なにゆえに、そんなやり口で押し通すのだろうか?
1-3)1
> 他力の神の弟子がこう口癖するようになった。すべてはエネルギーだと。
つまり、他力の神も、エネルギーをどこからか調達する必要に迫られているに違いない。
‥だからその対価が祈りと言うことになる。そこに間違いは無さそうだ。
声援がエネルギーになる。画に描ければそんな感じの性格なのだろう。
でも、応援する側は、大したエネルギーなんか持ち合わせちゃいない。
‥いいとこドラゴンボールの元気玉ってことになるだろうか。
声援する者らを信者とすれば、普通に考えて、
通常は、信者間の調整‥組織経営にそのエネルギーを用いると言うことになる。
‥まぁ当然だ。他力本願の辻褄なんてそんなものだろう。
‥この世の形に例えれば、寄付を集めて教団経営って奴だ。
‥寄付で集まったそれの使い方は、善くできた王様なのだろう。(たぶん)
しかしである。
教団の内でやり繰りができている場合は、それで良くても
組織がまとめて崩壊するような危機に見舞われたとしたらどうだろうか?
当然、どこかに借りを作ることになる。
他力の神なんだから、遠慮無く借り入れをするのだろう。
そうすると借りを返す為のエネルギーをどこからか引っ張ってこなくてはならない。
しかし、どこから引っ張ってくると言うのだろうか?
> ここで‥他力の神の所属をよく考えてみる必要がある。
彼らの所属は、何やら白色霊団と言われている。ようするに医療系の霊団だ。
治療に当たるのが専売特許らしい。
その性格はまさに、傷付いた魂がそこにいれば、ブラックホールでも飛び込んでいくような存在だ。
他力の神だから、助けることに関しても糞真面目に取り組む‥気の良い医者の如しらしい。
つまり、借りがあれば、問答無用で戦場にも出かけていくという勇ましさを兼ね備える。
(出かけていかないと返せないわけだし‥貸しを作るのも大好きらしい)
当然、不足分のエネルギーは信者から掻き集めざるを得ない。
‥付き合うことになるんですな。苦しみに見舞われている戦場のような宙域や魂群と。
‥嫌でも信者の元には、その苦しみがのし掛かるぐらいに祈りを必要と感じるようになる。
‥被害妄想でも何でも無い。あんたが信者だから付き合っているというだけのことになるのだ。
‥祈りを介して一心同体ということになるんですね。
> まぁ中には、偽りを語るクソ集団も居るそうです。
エル・ランティが地球に来る前に、アルデバランに立ち寄ったそうです。
アルデバランが覚醒した後なのかどうかまでは語られていないが、
アルデバランに立ち寄ることできたということは、時間を遡ることができるわけである。
‥たぶん接触に成功したのだろう。そこで、ご指示を仰いだと考えられる。
何しろ他力を押し進める神々の集団だから、YESとしか言わないだろうし、何よりも
その眼力で以て、その先に救うべき者達が居ると知れば、嫌でも先生として行かざるを得まい。
つまり、妄想するに
地球文明に於いて、エル派閥は、アルデバランに借りがある。
借りがある以上、返す必要も生ずる。
‥なんだかんだで、先生らの名を借りて地上で活動を始めることになった。
‥でも、なんちゃっての集団だから、先生のようにうまくなんて行くはずがない。
‥それどころか、使えそうな知識なら何でもござれの思考をする派閥だから、ますます怪しくなる。
‥でも、そんなクソのようなダメがあるから本物も輝いて見えることになる。
‥それはそれで、どうあれ、借りを返しているようにも映る。
しかしである。肝心の地球での信者の方は、ちっとも成長を見せるところがない。
‥そりゃそうだろう。他力の祈りの先を勝手にも間違えてばかりなんだからな。
それでなくても、エネルギーを搾るだけのインチキなやり口に目を付けた連中が後を絶たない。
そうこうするうちに、エル派閥は地球文明に借りを作るばかりに至った。
そんな連中のつきそいで来たようなアルデバランも責任を感じざるを得ない。
1-3)2
> でも、できることは決まっている。
> それが他力のカラクリなのだ。
なんとか知恵を絞って、信者を増やしてエネルギーを掻き集めることだ。
人々からエネルギーを啜り取る元凶が存在するなら、切除する必要にも迫られる。
‥で、その先が感じだ。
地球が無事にアセンションした後に、地球に貸しがなければ居る立場を得ない。
また、苦しむ者達が居なくなっては、地球に居る意味が薄くなる。
‥少なくなっては、活動拠点としては不十分と言うことだ。
(患者が居なくなると、医者が商売上がったりに成るのと同じこと)
> そもそもにして、それが他力の神なのだ。
ある意味で言えば、平和とは無縁の行動原理の中に立つ存在でもある。
平和を信奉させておきながら、自分たちの本質は、平和とは無縁の行動原理を巡るのだ。
‥救うのが信条なのだからそういうことになる。
‥救う稼業とはそういうことである。
‥他力の神に祈ると言うことは、彼らの活動に参加すると言うことである。
「お花畑ながらにお願いできるような他力の神など存在しないのだよ、諸君。」
「言うならば‥祈りとは誓いに当たるのだ。」
人類が無駄に自信家にあるのも、祈りの意味を履き違えてしまう点に影響があるのだろう。
‥何を誓ったかは、何を捧げたかでもある。
(本家の他力の神の要求は、先に挙げたあれのみ。如何にして毎日愚直に続けるかでもある。)
(あれの意図の分からぬ者の祈り先など曲がるに決まっている。無謀な健気さだよ。)
1-3)3
> お願いなどせずともよい。
> 自分の生にまっすぐ感謝して、己を生きればそれで好い。
大きな霊団をバックに、自らの精神を摺り合わせるのか、
それとも、私の中にオリジナルな神の道を見つけるのかのどちらかである。
「自分を信じよ。自分に叫べ。自分にこたえよ。」
‥俺は詩人だからそう生きるのみ。
特に生きている間の成果などどうでもいい。
詩人が自分の詠んだ詩に、感動してくださいなんてのは‥兎に角インチキ臭くて恥である。
感じるという流れは、その時点で生まれもすれば死にもするのだ。
自分に去来した好い感じの奴だけ生かしましょうなんて自惚れでは、他力の神に負けてんだろうがよ!
「ふざけんな!他力本願で詩なんか詠めると思ってんのか!」
「俺の気持ちだぞ!そこから始めずして、どうして詩だ!弱音吐いてんじゃねぇ!」
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