2016年04月18日

【四憬句】お題‘孤独’&‘止まらず’

記稿.2016/04/18

|独りぼっちに針が指す孤独の刻
|とめどめもなく涙が溢れる。孤独が痛い‥
|孤独が蟲いてきて‥這い出してきて‥苦しい‥
|堪え込んだままに‥知らずに来た‥僕の孤独と向き合った二十の頃。


|止まらずか、涙。思い出すほどに泣く
|止まらずに這い出してきて‥さびしい‥
|苦しくて苦しくて‥無理に止まらずに歩き続ける‥死にたくなる‥
|弱くて弱くて‥どうしようもなくて‥「止まらずと」僕の孤独を封じり。



稚草

|孤独より孤高が俺の生きる味

|朽ちそうな自分の中の別人を知り得てぽろぽろでも切りねぇし

|お互いに合致したるはよろこびに歩んでなんぼ転んでなんぼ

|真っ直ぐに生きずば嘘と空回る俺の相棒本音でぐずる



 四景句ではちょっと違うので、景ではなく憬【けい】を用いてみる。
 四憬句【よんけいく】、ルールは単に季語無用という点になる。
 ‥ルール上、一般にそぎ落とすように見える自由律とはかなり違ってくる。

 例えば

|独りぼっちに針が指す刻‥自由律俳句の味わいなら、これで成り立つ。
 でも、四憬句の憬句を‘孤独’にしているわけだから、作中のようになる。
|独りぼっちに針が指す孤独の刻
 独りぼっちと孤独がダブって見えるが、四憬句としては問題なし。
 ただし、一憬句だけならそりゃ叩かれるわな。そこが違ってくる。(そんな感じ)


 憬の字は、憬れ【あこがれ】と当てて書くそうだ。
 憬の漢字としての意味としては、「はるかに行くさま。遠く行くさま。さとる。」とある。
 ‥正直、ピンと来ない。
 そこで‥情の字を使っても悪くないのだが、四情句と表すとなんか違う。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 04:07 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする
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