2016年04月19日

【デザイン】避難タワーの残念な点

記稿.2016/04/19

> 想定された高さだけしか考えられていない。
> それ以上の津波が来たらどうするの?


 最低でもおぼれ死にだけは避けたいよな。
 そうするとロープを格納しておくべきだ。
 柱なんかさ、鉄柱の空間隙間だらけなんだろう。
 いくらでもロープ収納できるよな。
 それをそれぞれの体にくくりつられるように工夫して備えておく。
 海水がそこまで来れば嫌でも浮くんだからさ。
 まぁ50mも伸びれば、10人20人しがみついてられるだろうな。

 そこまでの考えがまるでない。

 しがみつくと言ってもただの一本筋のロープじゃ疲れちまうからな、
 その辺の疲労負担を軽減できるようにも工夫しておく必要がある。
 ‥できれば、ロープ自体に浮きの機能を備えたい。


> さらに言うと


 時間が間に合わない時なんか、とっさにしがみつけるように
 高さを増す為のポールがない。水が来たらつかまっていられる場合なら浮いていられるんだよ。
 それだけでも助かる可能性が上がる。
 そういう気遣いというか、もしもの備えに対する加藤清正の用心が空っぽ‥

 そりゃ、ポールなんかさ、一番高いところ掴めるのはそりゃ一人だよ。
 不公平かも知れないけどさ、その人が助かるだけでも、状況を知ることはできるんだよ。
 まぁ、ポールが串のように立ってるのも避雷針になっちまうわけだからさ
 そこのデザインも考えないとあれなんだけど‥だったら、丸い浮きでも乗せとけよ。
 浮きからロープが垂れてるとかさ、ロープが伸びるとかさ‥

 そもそもにして

 避難タワーの高さなんか、高が知れてるでしょ。


> さらにツッコんで言うと


 高台に逃げるコースが、内陸地震の場合には崩れないとも限らない。
 津波を想定していると震源は近海なんだろうけど、
 ‥沿海の震源だったら、それも有り得るだろうな。

 あまりにも急な坂を登らなければならないようなコース設定は、お粗末としか言えないぞ。
 ‥なにしろ崩れやすいんだからな、構造的にさ。いざというときに崩れてましたなんて泣きだよな。

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 「もう一度言うぜ、加藤清正の用心でデザインすべし」
posted by 木田舎滝ゆる里 at 12:27 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2016 | 更新情報をチェックする
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