2016年04月27日

【TV鑑賞】伊藤若冲の見方を斬る

記稿.2016/04/27

> 伊藤若冲の謎めいた言葉‥「私の画は千年後に評価されるだろう」


 ‥意味わからん。
 紹介番組を見ている限りでは、その類い希な技法の数々に絶句するわけだが
 あれほどの達人が、そんなくだらん程に名声欲を抱いていたとも思えんし、
 番組で紹介するような技巧の数々に注目して貰いたいだなんて本気で考えていたら糞でしかない。

 どうしてそこに注意を向けさせようとしているのかがわからない。

 普通に、俺の絵スゲーだろうって思わせたいのに、
 種を明かして説明しないとダメな絵ですって
 そりゃ、憤慨だわ。

 そんな傲り高ぶった連中に評価されたかったなんて、ただの馬鹿だろう。
 ‥いやぁどう考えたって変でしょう。

 そのままの番組の主旨のままに意味を読み解いていったら
 名声欲を抱いていた馬鹿が、自分の自惚れを数百年後の現代人の自惚れ野郎達に発掘されて
 漸くして認められましたって‥ただの恥だぞ恥!
 ‥それこそ画に申し訳がないって話にもなってくる。


> じゃ、なんでそんなに誉めてもらいたかったの?


 仕事も貰ってて、京のあちこちで描いてて、特殊な顔料をいの一番に調達できてたり
 ‥どう考えたって、何が不満だったのかわからない。

 そんなにちやほやされたかったら、弟子を持てば良いだけだし
 ‥それをせずに過ごしたんだろう。まるでわからない。

 そもそもだ‥

 あれだけ画に類い希な才能があったら、他のことにも興味を示していても良さげだろう。
 当時ならそれは旅という形に現れても不思議はない。
 ‥でもそういう雰囲気はまだうかがえていない。京都が最高とか思っていたのだろうか?


 「もしかしたら、見せる為のキャンペーンフレーズだったりしてな」


 NHKの番組だったら、概ね生い立ちがきっちり紹介されるはずだが
 ‥なんかそこんところがとびとびで、大ざっぱで、さっぱりだった。


> ググってみると、番組紹介とは若干違った臭いが漂っている。


 ‥思った通りの素朴感十分‥
 それこそ画以外どうでも好い欲なしの大人物。(変わり者)
 狩野派の門も一度は叩いたらしい。でもすぐ去ったそうだ。

 (‥いやはやNHKをはじめとした何者かが、偏向報道で若冲を持ち上げようとしているみたいだな)
 (千載具眼の徒を竢つ‥このキャンペーンフレーズ自体が怪しすぎ)
 (はぁ、若冲にしたら迷惑な話だろう)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:19 | Comment(0) | 日記/2016 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。