記稿.2016/05/21
> 【知らなかったぜ】完了の[ぬ]と打消の[ぬ]と‥の続きからになります。
[ぬ]の表記問題解決として
懲りmぬ、懲りrぬ‥(mは未然形、rは連用形)
という提案をしましたが、よくよく考えてみると
‥打消の利用度の方が圧倒的です。
そこで
> 「できぬ」と書けば打消の意で未然形と見なし
> 「でき’ぬ」と書けば完了の意で連用形と見なす方がそれほどに見苦しくもなく好いかなと
で、今度は次に[ん]が気になった。
推量の助動詞[む]は、現代では[ん]にも表記される。(未然形)
一方で、
口語の否定の助動詞[ぬ]も同じく→○/ず/ぬ[ん]/ぬ[ん]/ね/○‥として[ん]に表記される。
しかも推量の[む]と同じく未然形に接続される。
これもどちらかと言えば、口語の否定利用の方が圧倒的に多いと思う。だから
> 「できん」と書けば否定の意
> 「でき'ん」と書けば推量の意、又どっちでも良い場合「でき”ん」なんてのもありかも
‥まぁこんな感じが適当かなと
日本人なら大体の解釈はできるとしても、外人からしてみれば未知の世界。
その辺の気配りに欠いては、和歌文化の外人への紹介はあやふやのままになりかねない。
縦書きの場合は、また少し変えざるを得ないが、とりあえず横書きの場合のみ。以上。
(著生はそのようにしていく次第です)
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