2016年05月24日

【詩】そこから筆が始まる&一首

向宜詠吟.2016/05/24

マンガにも格好いいなどと云っても、叩きのめすばかり
マンガで語る正義とはなんだ?‥敵を想定しないと自己肯定できずなだけにあろう
正義を語らむとして悪を前提とする思考自体がそもそもにしてインチキ政治と同根
平和に支持が必要なら幸せにも支持が必要になる
平和に支持が不要なら幸せはずっと平淡になるだろう
平和が大事とムキになれば、ちょっとしたトラブルまで黒く見えだす
不安に駆り立てる正義など論外、されど自惚れの正義もまた幼稚
ライバルが欲しいにせよ、殺すとか死ねとかアホか
平和の名においてまずできることは、人様に迷惑を掛けないからだ
人様からお見事を引き出せずして何がアートだよ
{暮らしの途上のお見事}>{見世物としてのお見事}の違いにもっと潔く苦しめ
苦しんで絞り出さぬ美など暮らしの末席にも届くまい、命をよく見て見よ
不愉快にも、暮らしに物足りなさを思うなら、尚のこと愉快を描いて示せば好い
不用の排除が普通に当たり前にしか思えないのなら、そこは常に戦場だ
戦場に生きるのか?平和に生きるのか?まずは選択せよ、そこから筆が始まる


|戦場に生き残って正義なら、平和に生き残って悪と問え



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:45 | Comment(0) | | 更新情報をチェックする
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