記稿.2016/05/27
> 漢字の創造者 蒼頡(そうけつ)の物語という記事を読んだ
その序文にこうあった。
黄帝(こうてい)が治世した時(紀元前2500年ごろ)蒼頡(そうけつ)という史官がいた。
彼は、古代から伝わる縄を結んで事を記述する方法で、史実を記した。
しかし、時間が経つと
結び目を付けた縄がたまり、何を記録しているのか分からなくなるという問題があった。
また、wikiにもこうある。
伝説によれば、蒼頡は黄帝に仕える史官であった。
それまで中華の人々は、インカ帝国のキープのような縄の結び目を記録に用いていた‥
(以下、それをキープと表現)
で、とあることを切っ掛けに
‥蒼頡は字のアイデアを思いついたという逸話。(三国時代呉国・徐整『三五歴紀』に寄る)
> どこが甲骨文字が漢字の発祥なんだよ、そこの日本の教育視点が不可解に見えてきた
仮にインカ帝国のキープが、外に伝わったにせよ、外から来たにせよ
中華とインカの間での行き来を想定するに、日本を介さないはずがない。
また
中華、日本、インカのルートを証明するには、航海ルートを証明する必要になるが
そこを考えると、尚更にインカからキープが伝わってきたと考える方が自然だ。
だが一方で‥日本人がインカの地に渡って、かのインカ帝国を興したなんて伝説もあるようだ。
ここで重要なのは、日本に漢字が伝わる以前の流れとして
まず中華からそのキープのような記述知識が伝わっていたという流れである。
‥そう考えるのが自然だし、それならそれで、それは沖縄を経由したとも考えられる。
そうかと思えば
日本もしくは沖縄から、そのキープのような記述知識が派生したと考えてもおかしくない。
‥もしくはムー文明との絡みも想定されるだろう。
> また
インカのキープがアステカ・マヤに伝わって、あの独特の文字に発達したとも想像できる。
‥あれら文字の意味する構造は、それとなく漢字に似ている。
‥蒼頡と同じことを考えた御仁が居たとしてもおかしくない。
‥何はともあれ、インカは高地、アステカ・マヤは熱帯。(縄なんか簡単に生分解を起こす)
‥インカのキープが便利と思えば、改めて考えざるを得まい。
アステカ・マヤ文字が漢字と異なったのは、都市国家による方言の発生だったと考えられる。
当時としては、インカ帝国の影響下の方が大きかった。
どうしたって、交易ルート上、インカ道の存在は大きい。
そのインカが、外で派生した文字を採用しなかったなら、どうしたてまとまりようが無い。
採用しなかった理由としては、竹簡木簡にして運ぶ上での利便性に乏しかった。
‥キープの方が断然簡素に報告できると判断されたはず。
‥アステカ・マヤ文字にしても石に刻む意外に進展していない。
一方の中華の漢字は
比較的強国による集権化の意識が強かったからそこの違いかと考えられる。
‥強国が文字を使い出すと勝手に統一される。
‥中華には文字を表記する上での素材がふんだんにあった。
‥そうすると、竹や板に刻みつけるアイデアも蒼頡の功績と言うことになってくるが
‥甲骨文字との兼ね合いがそこで想定されてくる。
‥陶器に画を描き出したのと、どっちが先だったかでもある。
‥筆が発明されていないことには、なかなか蒼頡自ら教えようなんて気になるまい。
> またこうも考えられる
‥中華の祖、黄帝は、キープを中華での戦場報告に活用した異邦人だった??
その統治のお手本さは、どことなくインカの皇帝の伝説とダブって見える。
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