2016年06月01日

【恋愛観】節度あるお付き合いとは何か?

↓3)記稿.2016/06/01

> 恋愛において何を以て節度あるお付き合いというのか?


 ‥これは哲学でもあるが
 それについて少なくとも、西洋から学べることなど何一つとして無し。

 どちらかと言えば、日本の中にこそそれはあるように思われる。
 しかし、誰もそこに確実な意見を述べてなど居やしないだろう。
 それでいて、無駄に節度ある云々をモットーにしているかのような空気だけがある。
 ‥そこに絶えかねて、無駄に欧米化に追従してしまったとも言える。または反発だ。


> では、何を以て節度というのだろうか?



1-3)1

> 節度を口にする以上、少なくても人様に迷惑を掛けないという中身になる。
> ‥恋愛においてそれは何だろうか?


 商売で言えば、インチキをしないと言うことだし
 世間に向かっては、姑息になったり卑屈になったりしない事だろう。
 しかし恋愛において同じように考えていると、意味が不明に陥るものだ。

 発情という要素は、動物を見ていてもそうだが

 思春期の頭から早々簡単に制御できる代物ではない。
 そもそもにして、そこのお付き合いが前提だというのに、何を以て節度だろうか?
 ‥そんなのは一言に尽きる。


> 付き合うなら、子供作ってちゃんと育てろよ、そこが節度あるお付き合いというものだ。


 できちゃった結婚とか‥世間では囃し立ててるが
 ソレこそがある意味で節度ある形と言えるだろう。恥ずかしいことじゃない。

 ‥世間も当人も真に受けて、恥の形の一つと思っているなら
 始めから別の意味で付き合うのが当たり前という感覚がそこにあるというだけのことだ。
 つまり、遊びが前提。遊びが当然、それこそが恋愛の醍醐味とかな‥

 少なくとも、そこは、節度ある社会に根付くべき恋愛観では無い。



1-3)2

> もう一度繰り返す


 付き合うなら、子供作ってちゃんと育てろ。それが節度あるお付き合い。
 ‥そう定義づけることができる。他にお付き合いに相応しい節度の定義など無し。


 それ以外の恋愛観など不毛。不用。ゴミ。

 ただやりたいだけの情欲など、エクスタシーに酔いたいだけのドラッグ同然。
 酒に溺れるのも、賭け事に溺れるのも、エクスタシーに酔いたいだけの中毒症状。

 西洋から学んだのは、エクスタシー中毒の文化色だけ。

 ‥それでどうなった?
 ‥身体コンプレックスが過剰になり、何かと産みに適さない社会模様の出来上がりだ。
 ‥江戸時代から数百年を経てそうなるという過程をどう考えるかでもある。



1-3)3

> 恋愛に美学があるとしたら、それは命の誕生に繋がるからだ


 そこを勘違いにも
 恋愛要素だけを抽出して、エクスタシー中毒症候群に陥るのは実に不可解な現象だ。
 ‥どうしてわざわざ、中毒症候群を青春の中心に添えねばならないのだろうか?
 ‥それこそが、暮らしぶりの難しさという事になるだろう。


> 自由に恋愛ができていないのではない、そこには、自由な暮らしぶりが来ないのだ


 どれだけの技術を得たらそれは実現できるだろう?
 ありとあらゆるSF作品を目の当たりにしても、そんな未来は何一つやっては来ないのだ。
 最近の流行りは、お節介なデータ管理下社会という未来の提示だ。

 ‥そんな時代の救いたるよすがこそが恋愛と言いたげだ。もしくは宗教か‥馬鹿げている。

 それはまた、革新という名のエクスタシー症候群でもある。
 ‥西洋の文化色は、何でもかんでもエクスタシー症候群にしてしまう才能しか有していない。


 自由が奪い合いだから、必然的に恋愛も奪い合いになる。
 飛び越えた奪取能力の育成という自由に教育。
 恋愛だからこそ尚のこと貪るのが当然とばかりに、節度あるお付き合いなど前提にはない。
 ‥どうしたって糞文化だ。

 そんな文化のどこに愛があった?、戦争ばかりだったろう。
 ‥だからいつまで経っても、自由な暮らしぶりなど全体としてやって来ない。
 ‥だから良さげなカップルはいつだって切望の眼差しだ。安全なわけが無い。


> 少なくとも、理想郷とされた繁栄ぶりは、西洋には無かった。


 西洋にもたらされたそれは、植民地を搾取してウハウハになるという中毒症候群だ。
 中毒症候群を以て幸福観だと言いたげだ。それが歴史に刻まれている足跡だ。
 ‥そんな文化がもたらしてきた恋愛観はどれもこれも、エクスタシー中毒患者の作品だ。

 ‥尤も、中毒患者だから表現してはいけないという法も無し。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:17 | Comment(0) | 哲学/一般 | 更新情報をチェックする
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