2016年06月14日

【ネタ文学】僕と書いてしもべと読むその心は?06

記稿.2016/06/14

「おはようございます、泥論場(どろんじょ)さん」
「‥???‥
 おはよう、珍しいわね保谷木(ぼやき)がわたしに挨拶してくるなんて
 それにしても、保谷木、あんたどういう格好してるのよ
 まわりの男子も含めて、まるで誰かを待ってるかのような騒ぎよね」

「は、はい‥実は、泥論場さんをお待ちしておりました(キリッ)」


「ちょっとやめてよね、そんな格好までしてわたしを待ってたってどういう意味?」


「・・じ・実は‥
 ま、ま前から泥論場さんのことが、だ・だい‥大好きでありまして
 ‥それで、泥論場さんの親衛隊を結成して、お互いに盛り上がってみたいなぁと思いまして
 ‥こういう感じに表現してみました」

「・・あんた、本気でそれ言ってるの?」

「マジです、まずは親衛隊から始めてみようと思ってます」
「親衛隊からってね‥あんたそれ、思いっきり告白じゃない」
「はい、そう思って頂いても結構です」
「・・・それじゃ、ただの親衛隊のままでも構わないってことよね」
「はい、そう思って頂いても一向に差し支えございません」


「ふーんそう、それはまずまずの心掛けよね‥
 それで、その親衛隊ってのは何人居るのかしら?」

「はい、今のところ僕ひとりだけです」
「はぁ??、ひとりだけって・・・
 そんなんでこのわたしを取り巻こうって言うの?
 そんな貧相な親衛隊なんか要らないわよ、逆にこっちが恥ずかしいだけじゃない
 最低でもあと一人、確保してから声かけなさいよ

 ‥そうね

 明日から一週間、今日みたいにその格好して毎朝校門で声掛けしなさいよ
 一週間様子見て、保谷木以外に隊員が集まらなかったら
 縁が無かったと言うことで諦めなさいよね」


「え☆???」(・・話が違うんですけど)

「え、じゃないわよ、きっちり一週間よ!
 まぁせいぜい、このわたしを喜ばせるように頑張りなさい

 わたしのことを慕う奴がこの学校に一人しか居ませんでしたなんてね
 こっちも恥ずかしいだけなんだから、あんたそこん所わかってる?
 ‥まぁ逃げてくれるってんだったら、こちらとしてもそういう意味では助かるんだけど
 保谷木くんの一週間のご様子次第では、逆恨みも有り得るってことよね(ギロリ)」


「・・・が、頑張らせて頂きます!(シャキッ)」
posted by 木田舎滝ゆる里 at 06:12 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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