向宜詠吟.2016/09/23
A.
|影光る飛び込む子等の滝になる
|影光るふりむくをとめ髪そよぎ
|影光るこもれび纏ふ傘をとめ
B.
|谷バンジーささりゆく風 影光る
|影光るSL映やす大井川
|影光るゆらめく獣 狙い撃つ
C.
|影光る警ら見ており瞬く間
|影光る亡きし友の横写真
|影光る昔抱きし夢ノート
|影光る骨に沸き立つ考古学
D.
|影光る羽音うならす黒い奴
> うた詠み終わります、ありがとうございました。
稚草
> 「影光る」を夏の季語に見立ててみたのだが、やってみるとかなり微妙
Aグループは、季語として自立している。
Bグループは、名物的な言葉と補い合って、季語としての余韻を維持している
Cグループは、詩情としての余韻は醸し出すものの季語としての季節感は無季と判断される。
Dグループは、ただのダジャレの範囲で詩とは呼べぬ代物。
‥とまぁ、季語になるかどうか、季語としての余韻を引き出しているかどうか
楽しんで詠む分には無季でもかまわないのだろうが
勝負にも決めたいなら、その辺は流儀にならざるを得ない。
無難に置きに行くのか、大胆にもこれぞ俳句と言い放つのか
まぁ、その辺も楽しむしかないんだろうけど‥受け入れられぬ感覚もそれぞれにあると。
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