向宜詠吟.2016/10/05
可能性が生きているだけで、とくに私など存在し得ない
可能性を動かそうとしなければ可能性など無いも同然
私には可能性に参加する権利がある。しかし、私は可能性そのものに同化したいわけではない
誰もが可能性に満足なら‥必要以上の意図も起こらず、可能性もまた無理に動かされることもない
可能性が大きく変動する時、どうしたって私を示す必要がある
私から可能性に参加する権利が奪われることは、私どころか故郷を失うようなものだ
可能性は誰の物にもならず、等しくあろうとするだろう。しかし、奪われる可能性を秘める
私が可能性を意のままに操りたいと思ったなら、それは他の可能性を奪うに等しき選択だ
可能性を管理しているのは誰かと言うことになるが、可能性は誰かに留まることなど無い
可能性は親であり、人の好奇心は子のようなものだ。甘えるにしても時間も順番も勝手にはならぬ
可能性が生きているとは、病気・トラブル・喧嘩があれば付きっきりにならざるを得ず、休息もあろう
|私とは他人の振りの能面の可能性浴こそ真の顔
> うた詠みおわります、ありがとうございました。
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