2016年10月16日

【命題】資本主義は民主憲法違反である

記稿.2016/10/16

> 民主憲法の骨子は基本的人権である。
> 基本的人権の根っこには人道主義がある。


 「資本競争を是としてそこから一歩も動かざるは何事か!?」

 行き過ぎれば如何なるイデオロギーであれ腐敗する。
 上から下まで腐敗を始めては、もはや人道では無いのだ。
 それはつまり、民主憲法違反である。

 人道主義に和の精神が尊ばれるのは、腐敗の流れを緩和することにあった。

 つまり、真のイデオロギーはイデオロギーに非ず、自然体での人道が成り立つところにある。
 成り行かないのなら其はすでに腐にたり、転じるが道理となる。
 是のみとした一調子にしかあれない政治など、何も役に立たないことは昔からの常識だったのだ。

 それにしたとて

 いきなり頭をすげ替えてみたところで、誰が信用できるだろうか?
 だからこそ、平時から様々な考えたかの善し悪しと適性を論ずるべきにある。
 それが和の精神に求められる筋だったわけだが‥

 なぜか‥何が正しいか、好みにあるかという視野でしかモノを見られなくなってしまっておる。


> 人それぞれの価値を等しいとしているのではないのか?


 そこが基本的人権であるにも拘わらず、多数決で、その価値基準を変えても好いなどとは言語道断‥
 そこからして、ブレているのが民主化したつもりの民主主義なのだ。
 ‥もとい、多数決なる羊の皮を被った獣の資本主義の本質だ。

 資本主義で一体何が生まれたというのか?
 自由か、平和か、愛か、どれもそうではない。
 そこにあるのはただの自己満であり、自己満の屍が横たわるばかりだ。

 それの何が文化的と言えるだろうか?
 何を以て、心掛け、築き上げた文明と言えるだろうか?

 どれもこれも圧倒的に、過去の遺産より劣っておるではないか!
 ‥劣らずとも優る部分が無い。人間性として凌駕し続けるようなよすがなど無いではないか!


> 資本主義でいうオークションで一番に値が付くのは何だね?


 そこにあるのは明らかに過去への憧れでしかない。
 そこにあるのは一体何だね?
 未来に投資するのも投資家で、過去に投資するのも投資家だ。
 では現代にある憧れ‥もとい、モノとは何だね?
 それこそが借金だよ。借金を売り買いしているのがまさに投資家だ。

 では、借金とは何だね?

 借金とは、つまり奴隷の紙幣化だよ。
 借金による民衆の奴隷化は、民主憲法違反である。

 ‥斯様な文言に示されておらずとも、十分に民主憲法違反である。
 ‥少なくともそのように偏ってまで推し進める意味合いなど万に一つも無い。
 ‥行き詰まったまま、振り返らずに押し通すというのなら、国民主権に反した反逆行為そのものだ!
 ‥二十五条も果たさず、十三条もまともに機能しない。立派な憲法違反だ!!!


> もはやこれまでの資本主義は、十分に立派な民主憲法違反なり!!!


 食物アレルギーで子供が死んだら、殺人容疑などで調査されるだろう。それと同じだ。
 認知された後ともなれば、きちんとした対処をしなければ殺人罪だよ。それと同じだ。
 ‥国民に認知されなければ好いなどとしたレベルの政治を以て、すでに憲法違反なり!
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:46 | Comment(0) | 命題 | 更新情報をチェックする
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