2016年10月21日

【俳句】お題'○刈田'‥十二射

向宜詠吟.2016/10/21

|いつの間にわさわさ消えて夕刈田
|夕刈田すっきりわかる端と端
|香刈田また一年振り返るどまんなか
|鎮まりやしみじみ日落ち闇刈田

|地元とてつながり疎き闇刈田
|その先は買ひ食ふばかり闇刈田
|楽をしてコンビニ往くみち闇刈田
|闇刈田ここに欲しいぜマイホーム

|振り向けば足音迫る濡刈田
|濡刈田また一年やどまんなか
|濡刈田先の見えてもまだ見えず
|濡刈田おれの代までこの夜空


> うた詠み終わります、ありがとうございました。



語稚草

 夕刈田【ゆうかりた】‥夕日に映える稲刈りし田
 香刈田【こうかりた】‥稲刈りしあとの立ちこめる香り漂う田
 闇刈田【やみかりた】‥夜の刈田。とくに刈り入れ後の晴れの続く間の夜を指す。
 濡刈田【ぬれかりた】‥刈り入れ後、始めて降る雨の刈田の様。



稚草

 マイホーム、コンビニと続き、その辺りから掴みが見えだしてきた次第です。


> ‥思えば、どうして「○刈田」と略表記せずだったのかという俳句界の不思議ですよね。


 詠み始めのきっかけは、「月」と「芒」の組み合わせの不可解さに始まり、
 「闇芒」を思い立ち、なら「闇刈田」もありだろうとそこからでした。

 (‥「刈田闇」も考えましたが、影があるわけでもなしそれは変だと云うことで没になりました)


> ‥四景句で闇刈田を考えていたのですが


 どうしたって、
 真っ暗な空間と、日に映し出されている空間の違いというのが、そこにあるわけで、
 そこにもキッチリとした境があるんだからと、思い直すこと‥
 さらに、「○刈田」がたんたんと口を付いてくる勢いで、ブレークスルーした次第です。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:13 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする
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