2016年10月27日

【分析】刑務所いたけどなにか質問ある?‥から読み解くホリエモン脳

↓3)記稿.2016/10/27

> 堀江貴文の塀の記録を読んでみた。(マンガ)


 読んでみて思ったのは、堀江貴文の性格というか中身が、只のだだっ子少年だという次第である。
 しかし、言うまでもなく只のだだっ子ではない。

 如何なる環境であろうと上昇思考、もとい‥褒めてもらいたい、自慢したいが根っこにある。
 それがゆえに、下に居る時は意外とまっすぐな感じ。順応力も高い。

 だが、塀の中ゆえにか
 お菓子が目の前にあると目移りさせて、我慢ができないクソガキのレベルと化する。
 これには意外だった。どうしてそうなのかと思うことしばし‥


> それがホリエモン脳から来る性質であることに気がついた。



1-3)1

 上昇思考であるがゆえに、予定を立てるとその様に行動する。
 それは、ホリエモンが口癖の如く「まずは、やってみればいいじゃん」である。
 一度、脳に目的・予定・スケジュール等がインプットされると

 ‥それをこなさないと気が済まない。

 自らの脳に刷り込むように「やりたい」を刻み込む。
 どうにもそれは、ホリエモン脳としては、日常すべての欲求全部に影響を与えるらしい。
 だから、お菓子がそこにあり、本能が勝ると食べ尽くしている。
 だが、目的が別にあるなら、どうにも葛藤をしつつも達成に向けて奮闘する。


> つまり、誘惑にも脆さを発揮してしまうのが、このホリエモン脳の弱点と言える。


 この弱点は、上昇思考にそのままに結びついている。
 勝つとした意味で問うなら、周囲が基準だ。理想なんて関係ない。
 勝敗の空気は、自分になく周囲にある。周囲の価値基準が優先なのだ。
 だから、周囲が認める価値にはなびきやすい。
 そしてその価値の最高を手に入れたいと思うのが、上昇思考でもある。
 堀江貴文は、それを掴み取ろうとするバイタリティーが天然と言えるだろう。

 周囲を基準としているがゆえに、付き合いも手広くなる。

 行動の原点に自分一人で頑張るとした気合空気に染まることもなく、
 必要ならそうするとした柔軟な部分を併せ持つ。
 実際、塀での人並み作業の方が人として生き生きしているようでもある。

 作業の必要に対して立場を挟んでふんぞり返るような点が無いのが、
 ホリエモンとしての強みなのだろうが、
 良きにしろ悪しきにしろ、周囲が基準だから、周囲がそうだとついつい自分にも甘くなる。
 ‥どうにもこの辺がエリート層の特徴と言うことになるようだ。



1-3)2

> 周囲が基準で、バイタリティー豊かにあると何かと錯覚するものだ。


 堀江貴文は、塀の中で前歯を一本無くした。とある事情から殴られたからだという。
 それが、知恵遅れの受刑者の世話を班が当番を設けてしていたということなのだが、
 その時、かの者の服を掛けておきますよとした服がハンガーに丁寧になかったのを逆ギレ気味に
 パンチを入れられて、折れちまったのだという。

 ‥パンチの加減もよく分からない人物と言うことになるが、その姿には思い当たるべき鏡がある‥

 ホリエモンは、「何なんだ?」と思うばかりだったらしいが
 ‥よくよくこれを、オマエがやらかしていた株価操作の姿と思えなくもない。

 まぁそう考えると、前歯一本で済んだと思えば、安いものだ。

 しでかしてしまったことは、どう考えても同じことだ。
 加減を知らずにしでかしていたのは、事実だろうし、
 自分の首が回らない程の状況での判断というのも似通っている。それが鏡似性という事である。
 ‥なぜその者がそこに現れて、自分と対峙したかでもある。

 その瞬間にして、

 心に閃かないままだっということは、同じ愚を繰り返すよすががまだまだあるという事にすぎない。


> そこの注意な要素として、ホリエモン脳としての性能を自覚していないという点に尽きるだろう。


 どうにも、脳に刷り込むべきとそうで無いを分けるには、
 価値の基準の所在がどこにあるのかを的確に仕分ける必要があるらしい。

 周囲を基準にしがちにあるのは、そもそもにして、孤独が苦手という事でもある。

 周囲の価値に従っていると、当然としてしまい、ブレーキを踏むタイミングを見余るということか‥
 判断ができないのではない、思い込みを振り払えない脳にもなっているのだ。
 これはなにも、振り払えたならラッキーという事でもなく、そこが「運」の境目なのだろう。

 ‥少なくとも、間違っていれば弾かれる流れに乗る。そういうことだと思う。



1-3)3

 改善すべき掴みとしては、付き合うべき視野をもっと下に向けるべきだろうな。
 下が嫌なら極端でも良いだろう。ほっといても上昇思考のホリエモン脳を自覚するなら
 ‥アイデアはどこからだって引っ張ってこれるはずなのだから。


> あと‥太ることで、その辺の幅や解釈が曇り出すのは、脳とは違い本人に備わる気質かと


 その辺もあまり自覚が無いようだし、
 ‥でっぷりとしたホリエモン像を自らにインプットしたままとも言えそうだ。
 ‥どことなく、もう一波乱かみしめないと、目から鱗が落ちないのかなと思わざるを得ない。


 あと‥読んでみた感じ、そんなこんなで、
 身体を動かせる流れにある仕事を選んでみるのが良いんじゃねぇ‥とおもうわけだが
 ホリエモン脳は基本、デスクトップなご様子だ。

 ‥これもすべて、当人のバランスに適っていない見誤ったトップ像のインプットゆえかと。
 (本来は、文官系ではなく武将系でも通用しそうに思えなくないのだが)
 (孤独を学ぶに一番なのは、やはり武道かなと)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 18:27 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする
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