2016年11月11日

【詩】それに未来を感じたなら、それを選べば良い

向宜詠吟.2016/11/11

それに未来を感じたなら、それを選べば良い

苦労が必要なら苦労をすれば良い
無駄だと思えば止めておけば良い

自分の感じたままに選べば良い、そこに未来を感じたなら


愛情という理由も要らない、友情という理由も要らない
必要ならそれはやって来るだろう、不要なら求めようともやって来るまい

どのような未来が最高かなんて誰にもわからない
わかっているのは、ババを引くと行き詰まるという事だけなのだ

誰からどう思われようと関係あるまい
罵りを受けることで未来があるなら罵られれば良い
賞賛を得られることで未来が望めるなら掴み取るのも良いだろう

それにしてもそれは私の未来では無い、私たちの未来なのだ

‥これだけは言えるだろう
私の未来を閉ざして進める私たちの未来など無いのだと‥
だってそうだろう、そこには少なくともあなたは居ないのだ
それを私たちの未来とはとても言い難い

ただ、戻ってくると云うチャンスを問うならば、私たちが在ることで蘇りもするだろう

そのように思えたなら、死もまた選択の内なのかも知れないな
永遠の死を望まない限り、蘇りも与えられるだろう


それに未来を感じたなら、それを選べば良い
少なくても、何事にしろ、未来を感じられないままに選んではしくじるだけなのだ


未来ほど、ケチで頑固で意地の悪い勝負師も居ないのだから‥

そうだ、未来に愛情など微塵たりともあるまい
あるとすれば、永遠のゲーム狂にすぎないのだと思うべきぐらいなのだ

ゲーム狂は己が勝つためにいろいろな手を仕掛けてくる
誘惑に駆られもしよう、未来の選択肢は様々だと‥
気持ちが良いとか、お得が良いとか
楽しいだの、嬉しいだの、美味しいだのとそそのかすだろう
でもシンプルにこう考えれば良い


「それに未来を感じたなら、それを選べば良い」


心の底からそう思ったなら、それがどのような顔をしていようがそこに道がある
でもその先にも、いくつもの曲がり角が待っているだろうよ
‥常に少しずつの気付きが必要だ

気がつかないで居ると途端に息苦しくなりはじめるだろうさ

だってそうだろう、未来に愛情など無いのだから
‥未来は失敗だって受け容れる。ただそれだけさ(屍としてだろうとね)



> うた詠みおわります、ありがとうございました。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 02:18 | Comment(0) | | 更新情報をチェックする
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