2017年01月17日

【俳句】2017寒波など京都を詠む‥十射

向宜詠吟.2017/01/17

|しんしんと深雪に降れる渡月橋
|竹林を偲べど堪ふ雪嵯峨野

|雪かぶりますます清し音羽山

|雪まりて池に黒映ゆ金閣寺
|凍むる池雪まる銀閣しずもれり

|雪敷ける朱き束なり伏見鳥居
|雪こんこん佇む阿吽 狛稲荷
|堂々と朱大鳥居 雪の中

|三千院 野ざらし仏 雪の下
|雪照らし貴船の杜に深け入れり



> うた詠み終わります、ありがとうございまいた。



語稚草

 *渡月橋(とげつきょう)、嵯峨野(さがの)、音羽山(清水寺)
 *黒映ゆ(くろばゆ)‥金閣寺の池の氷面に映った逆さ景色を表してみた。(金色だから映えている)
 *雪まる(ゆきまる)‥雪が降り積もってあたり一面の様子。(雪が止んでるから見渡せる前提)

 「雪間」は春の季語と言う事で、ハッキリしない響きだし、
 晴れてる様を表現する言葉が「雪晴れ」しかねぇのは言葉として不十分にあるので、
 ‥早速に、動詞化テク発動でーす。

 「極まる」と同じく四段に活用できまーす。(四段は便利でーす)



稚草

 参考にした画像先:

 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1911207.html
 http://buzz-netnews.com/fushimi_snow_photos
 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/15/news026.html
 ‥他グーグル画像検索


> プレバト俳句のお題を先取りしたような‥(まぁいいか)


 撮影が晴れ間に行われている向きにあるので
 どうにも、雪がちらついていない趣に詠んではいますが‥
 ‥降ってるイメージでも問題無いような、そうでもないような(雪は難しいっすね)
 ‥と言うところで、「雪まる」表現に至ったと。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:37 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする
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