2017年01月17日

【提案動詞】ファイトの場合

↓1)記稿.2017/01/17

 一般に動詞を作る場合「〜する」というのが明治以降の流れのようですが
 動詞の語幹をよく観察してみるに、それに縛られる事なくかなり自由に設計することが可能です。

 (可能ですが、実用に至るかはその時点では、兎に角わかりません)

 ‥まぁ少なくとも、内輪だけで判れば好い程度(なんちゃって方言)
 キャラ立て用の特殊なしゃべり語に仕立てるには持って来いかなと。


> まず、ファイトに助動詞「り」を付け足して活用させてみましょう。


 エ段を付け替えながら「り」を付けてみると
 「ファイトげり」「ファイトべり」が使えそうな候補に思われます。

 「ファイトぐ」(戦いを意図する)
 「ファイトぶ」(努力奮迅を意図する)です。

 どうして二つも候補が挙がったのかを思うに
 ‥ファイトには「戦う」の意味と、日本独自の「頑張る」の意味があるせいでしょうか‥


 ‥仮に命令形にしてみますと
 「ファイトげ!」‥やっちまえ
 「ファイトべ!」‥力を尽くせ
 まぁそんな感じでしょうか???

 「トげ」が「遂げる」を連想し、「トべ」が「飛べる」を連想するせいかもしれません。

 (もちろん、一般に受け入れられるかはまだわかりません)
 (ここで述べているのは、作り方の視点と見解です)



1-1)1

 ‥「ファイトぐ」はゲ行、「ファイトぶ」はバ行なので

 ファイトがる・ファイトがす (いきがる、あがるの連想から)好戦意欲満々の気配。
 ファイトぎる (みなぎる、たぎるの連想から)攻撃的敵対的目標が定まった気配。
 ファイトぐ ‥どちらかというと四段。
 ファイトげる (とげる、ささげるの連想から)任務の遂行を全うさせる気配。
 ファイトごす (にごす、よごすの連想から)徹底的に破壊・叩きのめす気配。

 ファイトばる・ファイトばす (ふんばる、よくばるの連想から)集団として団結し合う気配。
 ファイトびる (わびる、さびるの連想から)集団が集団として頑張ろうとし合う気配。
 ファイトぶ ‥どちらかというと四段。
 ファイトべく (めり、べしの連想)個人などが集団的活動を新規に立ち上げようとする気配。
 ファイトぼす (ほす、およぼすの連想)無味に果てようと正々堂々と努力や競技などを続ける気配。

 ‥が想定されます。


> 報告申し上げます。斥候からの報によれば、一揆の集団が再びファイトばっているとのことです。
> そうか、まだ奴らファイトびる気概がありよるか、こうなってはこちらとしても
> ファイトぎってやらんとな、油断は禁物ぞ
> しかし殿、相手は民に御座いまするぞ、ファイトごしてしまってはその後が大変かと。
> 斯様な事承知よ、誰ぞ妙案はあるか?
> 恐れながらそれがしに考えが御座りまする
> ほお、申して見よ、唯のファイトがりに無きようならこの件任せてもよいぞ
> 誠に御座いますか?
> あほう、うまくやればよし、失敗すれば地場の民から嫌われるのはそちと言う事よ
> ・・・・・・・・という策に御座います。
> なるほど、よし、そちに任せた、早々に取りかかるが良い
> はははぁ、必ずやファイトげてご覧に入れましょう。


 ‥この時点で、すでに何が何だか判りません
 ‥判るようでいて、どうにも黒線で塗りつぶされた文面を棒読み流している感じです
 ‥こんな日本語有りなんでしょうかね?
 ‥横文字の文化圏なんぞを、民族の方言差として記述分けて表現する分には何ら問題ないかと
 (あとはセンスの問題でーす、面白くファイトべばいいさ)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:53 | Comment(0) | 名句にポン/2017前半 | 更新情報をチェックする
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