↓1)記稿.2017/02/02
> 今回のアイデア
> 銀行などが、個人にお金を貸し出すが、返済義務対象は労働時間のみ。
借り手に対し、どんな仕事ならOKかを前もって確認する。(契約業務)
銀行側は、それの労働可能時間などの情報をまとめて、行政なり企業に提供する。(提供業務)
‥返済期間に制限が無いのでは
誰しも今の就業が忙しく暇がありませんと高を括るだろうから‥返済期限を設ける。
契約した期限内に指定された労働先に参加しない場合、数%の複利で現金払いが発生する。
つまり資本強制返還。ただし、回収した資金分は貸し出し業側の利益にできるとする。
‥貸し出した分の資金分を回収しても
尚、指定された労働に参加する意欲に乏しい場合、その者は五〜十年程度の出禁になり果て
今回取引の返済責務を終了する。(判定を下すのは裁判にて)
> この仕組みの課題点
労働派遣先が無いとどうにもならない。(消費意欲との社会全体でのバランスが求められる)
違法業務への手配は、逆に訴えられる。
‥訴えの内容を改善対処に向けて、銀行側が、労働組合の如く立ち回る必要がある。
> この仕組みの利点
行政業務などボランティアでお願いしたい労働に関してすべて無償で想定可能。
取引内容に関して、平均公表は行うが、個個のケースについてあれこれ名指しで公開しない。
あくまで取引の一貫なので、取引采配に左右される余地を含む。
専門技能作業の依頼に対して技能を有していれば、借り手は、トレード契約の如く上乗せが可能。
(技能差による信用創造みたいなもの)
‥一般的な作業の場合
返済量の差は、繁忙期の調整上生ずるだろうが、基本希望金額(前借り)である。
(一度の使いすぎを嫌えば、分割もしくは月ごとでの払い込みを希望することもできる)
(ただし、指定された労働に参加しないようなら、打ち切りも検討されるだろう)
銀行側は、ベーシックマネーのように、均一たる公平性を意識しすぎた責任を負う必要がない。
‥労働内容にしても、いつも同じままと言う事も必要も無い。
だから、急に不足が発生すれば、参加を求められる状況も有り得る。
(ある程度の想定を越えた資本要求の場合のオプションとしての副業付き扱い:契約内容に基づく)
(常駐先での残業時間との相殺を想定)
(農業の繁忙期(豊作時)や、被災時のボランティアの必要時など)
(残業時間に関しては、公平性から正規就業者の場合にも適応可とする)
(結果企業は、残業代項目を安く設定するか、技能手当に置き換えることが可能)
(当人病気時等の対応から、家族が代役で何かしらの代替労働時間を担う場合も適応と見なす)
‥とくに、特質すべき点として
振り込みに関して、銀行側が口座に数値を入力するだけなので
現金を用意する手間も、新しいインフラを用意する手間も一切不要!!!
1-1)1
> まぁこういう発想もありだろうが
‥全体が労働過多に陥っては、無償労働の奪い合いになりかねない。
(経営側は、派遣対象に対して、報酬を与えるも与えないも自由)
(農作業なら、採れた味を確認し合うという事にも成るだろうが‥それ以外は不明)
(うまく機能すれば、それで済むが、機能しないなら、消費する閑暇なくギスギスするばかりだろう)
一方で
‥起業経営する意味において、そこで得られる賃金の色合いが
魅力的に思えなければ、誰も経営をしたいとは思わないわけで
経営する競争原理としては弱くなるが、やる気の淘汰としては適性に働くように思われる。
(ただし、適性になるかどうかの保証は無い)
(ベーシックインカムらしく年間の借り入れに上限額を設けてみるのも一つだろう)
(それ以上を望めば、返済労働時間が割り増しになるとかな)
(とはいえ、家族手当分も一緒にもらえないと、均衡は保てないだろうな)
(伝統技能職を優遇するなりの差を設ければ、計画的に人数確保は成り立つだろう)
(しかし、仕事先が無いのでは話にならない)
‥それこそ、競争原理が弱くなる分、経営側との差が表面化する事にも繋がるから
そこのところで、正規雇用の義務づけがそれなりに求められるだろうにしても
それら業務に人気が無い場合はどうしようもない。
(つまり業界や業種によっては、正規雇用の意味合いが薄まる可能性を否定できない)
(それこそ市場原理が働いて、取引額が叩かれたりする筈だが‥どうだろうね?)
‥まぁ早い話、全部国有企業化でも同じと判断されかねない
民間のままだと却って、いつ辞めますとして放り出されるかの懸念に成りかねない。
(そういう解釈をし合う時代が来ないとも否定できない)
(しかし、それはそれでお役人トップが連なるような様だし、即行腐敗しそうだからな)
(今の時代的に言えば、当分ありえそうも無い懸念ではある‥)