↓8)記稿.2017/02/15
> タイミックインカムには、第一仕事創造と第二仕事創造の種分けが欠かせません。
まず従来的に正規雇用としていた枠組みを、ここでは「第一仕事創造」とし、
繁忙期の忙しい時などに採用したい切り捨て枠なのを「第二仕事創造」と称します。
‥タイミックインカムとしてはこうです。
1-8)1
> 第一仕事創造‥企業が採用人数をあらかじめ確保しておく雇用が対象です。
企業の対応にも依ると思いますが
大ざっぱに言えば、年間の対象労働時間が今よりずっと短く「立法」で規定されてあるとして、
(例えば、一人辺り年間1000時間、支給額一律400万円程度としよう)
その労働時間分に対しては、政府通貨から無償にて手当てされる。
(対価は、その規定された労働時間をこなせば好い、とにかく仕事を創造する事でーす)
(是の発行を「仕事創造」と呼んでおく)
当然ながら、そこから先の労働時間分の手当は企業持ち(利益からの分配)ということです。
企業としては‥商いとしては‥黒字を目指すのも一つのセオリーである点に変わりありません。
> 仕事とは何か?、労働とは何か?、大いに議論されることでしょう。
‥まぁなんだかんだ言って
雇用希望者が増えない場合の労働時間は、現代とさして変わらないでしょう。
(翻って、どこかと統合していくスタイルも有りと言う事です)
(まぁ、増えたら増えたで、赤字に成らずとも、トントン経営では配分はさらに減るわけですが‥)
> ‥ぶっちゃけ、第一仕事創造は、経営にやさしい位置づけです‥
経営が赤字の場合は、そうですね「第一支給額の減額」とした方向になるでしょうかね。
それぐらいでないと連帯責任意識にも張り合いに乏しくなりがちかなと‥
‥そもそもの仕事とは、労働とは、共存姿勢が欠かせ無いわけですから‥
(減点があるなら、加点も合って好いと思いますよ)
(行政からの共存性評価&表彰って感じになりそうですけどね、有っても好いと思います)
(いきなりそこの所を細かくやろうとしても、売上との兼ね合いが意図不明になりかねないので)
(いきなりは無理だと思いますけどね、まずは、企業の経費削減から掘り下げていく解釈かと)
1-8)2
> 第一と第二の支払いにおける大きな違いとは
第一から得られる通貨にはタイム制限が無い(承認後の支払い‥これを第一通貨と呼ぶ)
第二から得られる通貨には一年間有効の期限が伴う(貸付同様に前金とする‥これを第二通貨と呼ぶ)
ちなみに
経営利益からの分配(給与)も又、第一通貨と同じく、従来の現金と同様である。
‥従来と何が違うかというと、それらが銀行券では無く、政府券である点である。
(第一採用を増やした方が経営側としては、得と云えば得ですが)
(経常利益からの配分がちんまいと雇用が維持できるかどうかは怪しいでしょう)
(それこそ、やりがいが有るかどうかだと思います)
(それこそ、生きがいが有るかどうかだと思います)
(ここで死んでも好いと‥思い込むほどかどうかでしょう)
> まぁ、とはいえ、すべての人がそんなに描いた絵図通りに出会いを掴むとは限りません。
副業もそれなりに仕事創造できないとダメと言うことです。
‥ということで第二仕事創造が求められるという下りになるでしょう。
(第一と第二とでは、その支払いの性格も労働時間の扱いも異なると言う事です)
> 段取りとしては
まず、第一用の支払い口座を開くには、
一度はなんらかの運営組織に属して、第一採用される必要があります。
次に、企業が第一採用登録雇用リストを行政に届けでます。
(中途採用&解雇のケースを考えて、届け出は、季間毎に登録補正できるとする)
(ただし、年度締めを含む時季に追加申請した新規雇用者が)
(必ずしも規定の労働時間を満たすとは限らない‥年度内で以前の第一労働時間があるなら加算する)
(端数分のすべては規定の年間基準から%割で支払われるとする)
(第二採用から第一採用への叩き上げ中途採用の場合には)
(第二採用の労働時間を打ち切り、仕切り直してから、第一の労働時間のカウントを始める)
(ただし、後付けで第二の未消化分を復活させて、賃金の支払いを企業側がケチる分には該当する)
(そもそもは、第一を優先とする)
(‥これは、第二創造発行分を無理に回収してしまうことでの不便や不都合を避ける意を含む)
(解雇されても、第一労働時間が満たされているようなら、行政手続きすれば支払われる)
(この時、年間に求められる第一労働時間を満たしていなくても、%割に換算して支払われるとする)
‥実際の所で言うと
・行政は、労働時間と労働内容を確認する必要になるが
まぁ多くは形だけであろう。発覚するとすれば、実体のタレコミという事だと思う。
(このような体質を思うに、如何ともし難いところもあるわけだが、そんなもんだろう)
(いきなりに改善を求めようとも、人材が確保できないのであれば、どうにも無理というものだ)
(そもそもの手順としても、役人の椅子の数を増やすのは後まわしということである)
(まずは、民衆の側に、仕事が創造されるかどうかである)
・労働時間が承認されると、行政側は、対象企業にまとめてその賃金総額分を企業の口座に振り込む。
(中央管理上のデメリットから、個個の口座番号までを要求しない)
(‥解雇された場合は、解雇時に労働時間証明を企業から受けとり、改めて行政に届けでる)
(第一が年俸制にあるので、第二の仕事要素に残業などからの創出扱いも程度欠かせない)
(つまり、第一と第二の間に、偏見も又生まれにくいように思われる)
(そもそもが、お互いに時給いくらとか、概ね比べようも無い仕組みだ‥)
‥解雇&退職時の注意点として
退職時に即申請してその都度承認され受けとって、その年度内に再度第一採用に就くような場合、
企業としては、労働時間をリセットして扱えるので扱いやすいが
全体としてみれば、明らかに不公平に成りかねない。(第二の形態と見分けが付かなくなる)
そこの不公平を避けるには
1.年度末を得てからの申請または調整とするか
2.第一採用の規定労働を超えた分の賃金を第一採用の時給分より多く支払う次第を義務化するか
‥のどちらかと言うことになるだろうが、後者では、どうしたって無理が出るのは明白である。
(この辺りの確認事務は、それなりに細かくなりそうかな)
1-8)3
> 第二仕事創造‥まぁざっくり言って、繁忙期に増員したい場合の雇用形態などです。
> ぶっちゃけた云い方をすれば、切り捨て要員。一期一会の注文要員。
‥その手の雇用は、どうしたって派遣業の部類になりますが
登録するだけで、なにも得られないのが相場では、まったく以てお話になりません。
採用する方としても、しっかり出てきてもらえないのも同じです。
と言うことで、「登録」=「借入れ」の形が適当です。
返済に該当する返済労働時間は、契約期限内(最長一年)を基本としますが、
さっさと消化して、いくらでも追加で労働参加するかどうかは自由です。
‥そこに仕事が待っている限り、誰もダメとは言わないでしょう
> でも、どんなに、どんぶり勘定で収益を手にしても「第二通貨」ですから‥
まぁどんぶり勘定にも、一定の水準は必要です。
ここでは、参考までに、500時間で200万円程度を見ても良いかと思います。
‥何時間働いても好い分けですが、
その分、他の人に労働が回らないというのでも不公平ということです。
そういう意味では、自分で仕事創造する次第も求められるかと思いますが
どこからどこまでを仕事として見なすかが、組織立っていない場合との確認の難しさという事です。
> 何が仕事かを問うのと等しく、どこからどこまでを仕事だとして定義するかの命題も又あるのです。
つまりは、想定される労働の仕事量に対して、派遣側は、投入できる人数で割って
時間あたりの取引仕事値を決めるような流れとも言えますが、
それほどそれに縛られる用途もありません。
第二でも良いとした形のそもそもは、自分の暮らし時間を優先できるみたいなスタイルだからです。
この辺は、ベーシックインカムということです。
ですが、タイミックインカムですので、それなりの労働に参加して貰いますという事です。
> それにしたって、仕事が創出されないのでは、第二とて怪しい限りでしょう。
‥それこそ
「安い雇用(制度上企業側にしてみれば無償です)を効率よく利用してやろう」の心得です。
(そんな怪しさが、どのように変わっていくかもまた仕事創造です)
1-8)4
> で、その第二用の支払い口座の定義ですが‥
> 言葉としてこそ表記されるでしょうが、随分と形が変わっています。
‥基本、第二通貨は、貸し出しに似た扱いなのだから
前借り(仕事の問い合わせ)にて、チャージ機能を有したカードが渡される形です。
カードの使用期限は概ね365日間です。
使用を終えると、カードは回収の対象です。
‥回収に協力しない場合は、次回から出禁にだって成りかねません
労働時間をきちんと契約道理に成し遂げない場合より、厳しい対応がされるでしょう。
(‥偽造防止を含みますので)
例えば、100万円の貸付で返済労働時間を100時間として契約が成立したとします。
するとその場で直ぐに100万円と入力されたカードが渡される感覚です。
(‥ただし、そのカード内ですべて、逐一チャージ完結させる形です)
ここでは、一度にチャージできるのは20万円上限とします。
(チャージ金額上限の設定も)
(個人の労働評価次第では、契約内容に盛り込めるとしても言いように思います)
(おめでとうございます。あなた様は述べ労働時間が一万時間に達しましたので)
(チャージ上限が30万円までになりましたとか‥この差は意外と大きい)
> ‥カードの発行管理が銀行業であれば
> ‥契約内容に沿って、カードの中身の度合いをカスタマイズできると云うことです
> ‥カードが郵送されるまで「自宅待機」になるように思われます
是は、財布には常に20万円を用立てられるが、一度に百万円の買い物ができない借り方同様です。
斯様に表現できるのが「第二通貨カード」という事です。
(通信端末にSIMカードのような形態で差して使う前提‥各機能は対応アプリとの組み合わせも)
(通信端末を所持していないなら、希望があれば、その都度、端末ごと貸し出す形で郵送する)
‥カード内完結チャージは
残金が有る限り、常にMAXになるかどうかの程度を自由に設定できるとします。
ただし、盗難時の対処として、更新チャージ設定が自動的だとしても
更新するには、それなりの認証を必要とする形式です。
(確認画面が表示されて、それの認証方法に従います)
‥一回の買い物に使用できる上限を超えての‥複数回払いとした支払いは原則無効です。
これは、その日の内に払い切る分割を禁じ手とし、月毎の分割払い契約を介するなら良しとします。
つまり、分割を組むと、自動的に残りの金額がロックされるので、足りないようなら契約できません。
(盗難時に使われてしまっても、ケース未払いを防ぐ上での、先行手続きの必要でもあります)
派手な使い方をさせないとした考え方に留めての規制案です。(でないと上限の意味が不明です)
‥同じ日に同店舗で別々の品物を、チャージ上限を超えて複数回買い物する分には構いません。
ぶっちゃけ、日銭には困らない程度で、大きな買い物ができそうでかなり厳しいのです。
第一よりかなりの金額のゲットも期待できそうですが、頑張ろうにも仕事が有るとは限りません。
まじめにさっさと頑張って、自分に適った仕事を得て、第一採用されることが何よりです。
‥とはいえ、第一採用からすれば、随分と実入りが良いようにも見えなく有りませんが
人手が足りずに喉から手が出るようなら、それの対応コストも高くなるのが相場と言う事です。
‥その辺どんぶり勘定に見えたとしても、折り込み済みと言うことです。(お間違いなく)
> ‥第二通貨カードのセキュリティとして
紛失時に誰かに使われるのが嫌なら、生体認証をカード内に登録する仕組みにすれば良いでしょう。
‥ただし、希望制とするべきです。(もしくは電波発信させるのもありかと‥)
カードは使い切るか、若しくは、一年を経て無効になった後に回収に協力する必要があります。
‥回収に協力しない場合も、他人のそれを窃盗利用した場合も厳しく罰せられるべきです。
> ‥カード利用の明細を記録する仕組みにする方向性もありますが
> それのサービスを受けるかどうかもまた選択肢もといサービスとしての範囲にすべきかと‥
(明細の常時記録送信に協力されますと、貸付金額を50万円上乗せできます‥とか)
‥無理矢理に学生になると言うことで
研修に給与が出るとする形はいくらでも創出可能ですが、物理的に見ても
学校を無制限に多く用意できるわけではありません。
(そういう意味ではVRでの授業なんて方向にも成りそうだが、それもどこか不可解に思える)
‥どちらにしても、学校通いで、手当がでるという向きは
規律を条件にするのは、ベーシックインカムの改善されるべき課題点にもあるが、
成績が優秀なら、第二金額を増分にて契約できるなんてのは、お約束になりかねないかなと。
(‥生徒や学生の持つ通信端末(電子教科書)に、成績評をダウンロードすると)
(図書券みたいな扱いで、小遣い金額もついでに更新追加されるとか‥)
1-8)5
‥さてさて、こうなってくるとですね
旦那は第一採用、女房は第二採用という形式もおぼろげに浮かんでくるんですな。
まぁそこを推奨する訳じゃ有りませんけどね。
そういう流れはできるでしょうね、すると一番に不公平感漂うのが離婚時の慰謝料請求です。
‥だってこれはそういう話ですよ。
旦那名義の口座には第一通貨がたんまりあって、女房はとくに口座を持っておりません。
‥なんて状況にもなってくるわけです。
(第二通貨口座不要っすから‥でも銀行内ではもっぱら口座として管理されるだろうけど)
(正規認証の流れ上、どうしたって、残金のチェックが求められるのです)
(裏方では、その辺はブロックチェーン管理と言うことになるように思われます)
まぁ結婚前の蓄えなんてのもあるでしょうけど、使ってしまえば無くなってしまいます。
また、それがゆえに、第一採用をずっとしていたいなんて、トンチンカンももたげてくるでしょう。
> そこで、分り布に戻り布です。(第一通貨の持ち分が減らない方向でのルールです)
そうなら、程度溜めて預金があれば、しばらくは、第二でも好いかなとも思える筈です。
‥離婚時の請求にしても、「持ち分を合わせて半分ずつにせよ」なんてルールで十分になるかと。
1-8)6
> 第三通貨という種別
年金の代替とか、出産時の祝いになど
なにが労働かという定義もあれですが、これは該当する状況でもあります。
第二と同じように、カード内完結チャージ式で配布すれば良いだけです。
ただし、再び受けとるには、使用済みを送り返すなり届けるなりの処置が求められてきます。
(‥カードには貴金属が使用されるわけですから、その都度資源回収が欠かせません)
1-8)7
> 税金を亡くす亡くさないについては先送りの扱いとします
概ね、現在の公務員人件費に掛かるコストが、歳出の4割程度です。
それが、半分になる。(規定とされる労働時間が1000時間なら、そんな感じでしょう)
さらに、第二通貨で貰っている側の利用が消費を拡大させるので、
それ分の収益からの回収も増えるわけですから、なんだかんだと財政赤字に成るわけもない。
(それでも、消費税形式は勘弁してもらいたいですけどね)
あと、戻り布に、地権布からの予算繰りも加われば十分に思われます。
> ‥それよりも、税金を残すお題目として課題に挙がるのがインフレ対処です。
概ね、分り布・戻り布・地権布で、発行分が吸収されて
出回らないようで、出回っているような形に成るように思われます。
表面上の商品単価はさほど上がらないだろうとしても
‥第一通貨預金での残高インフレと云うことです。
そのとき、厄介なのが相続です。
‥ゆえに、考えとしては、
財産相続こそ、10年経つとその分が消滅する具合です。
ゆえの管理方法として、相続した資本を第四通貨として扱う考えもできるのです。
つまりは、死亡した者の第一用口座分を「第四通貨」として扱い、
そこからのお金の出入りに10年期限のルールを設けるのです。
‥第四通貨は、発生から十年経過すると、消去されるということです。
> この場合の第四通貨案では、管理の都合上、細々とした買い物は成り立ちません。
第四通貨は、分り布・戻り布・地権布としての扱いのみとした口座止まりの通貨と言うことです。
(それが、十年を歴れば消滅するのです)
(相続を繰り返せば先伸ばせるとかしないで、キッチリ死亡者名義の口座単位での扱いとします)
(相続できるのは、つまり第四通貨としてそれを扱える期間という事です)
‥そもそもが
減らない増えないの投資に分割払いのルールとしての戻り布・分り布です。
リスクを伴わないのでは、やはり、どうにも成り立たないと言うことです。
それが、増え続けるしかない有り様の裏返しとした見方ということです。
‥十年とは、財産家の死亡時の混乱であっても十年もすれば、整理も付くように思われます。
いきなり大きな資産が予告も無しに消えるよりはずっと落ち着いていますし
相続たる概念自体が、すでに半分は公共だとしての扱いでもあります。
1-8)8
> ‥現在思い浮かんできた範囲がこんな所です。
現在のお金の形から掛け離れることもなく
G幣、P幣、S幣の論の好いところのエッセンスを上乗せできたように思います。
‥面倒くさく漂っていた評労云々も
労働時間を返済にするとのアイデアが解決してしまっています。
結局はあれですか
‥働かざる者なんとかの論が、根強く存在していたと。
そこと思考の折半を外しての前進もまたないと。(まぁそんなもんなんだろうな‥)