↓3)記稿.2017/02/16
> タイミックインカムの第二通貨(SIM風カードサイズ:仮定:データはアプリ側)を
> 端末に差し込んで利用することを考慮すると
> 一人につき一つの契約しかできないことになります。
‥まぁぶっちゃけ、お金を借りての仕事待ちです。
労働時間での返済になりますので、どう考えても、頑張れば頑張る程にお金の方が先に余るわけです。
是は、ベーシックインカムに付きまとっていた仕事しないリスクを回避する上での扱いですので
労働時間あたりの要求はどんぶり勘定です。時給を比較する概念自体がそもそもにして無意味です。
理屈上、仕事先が有りさえすれば返済がまったりと可能です。
‥とはいえ、仕事なんてしたくもないとの向きにもあれば
労働時間は少なく借りるカネは多く‥が第二通貨利用の腹の内ということです。
そう考えると、使い切るまで次の仕事を探さないなんて心理にもハマりますが
どっこい、真面目に仕事をこなそうと思えば、こなすほどに仕事の方が先に終わるのです。
使い切りまで、次の仕事がもらえないなって次第では困ります。
> そこで
‥お財布が三つも四つも有るのも煩わしい訳ですから、
残金を残したままに、更新が成り立つのが筋という事に成ります。
つまり、手元タンス預金です。
(お金を残して、継ぎ足すことができれば、まさに持ち歩くタンス預金です)
(更新手続きというトリックが、一年限り有効を無効化できてしまうと云う裏技です)
(やる気を応援する試みでもあります)
さらに、ネット上には置かれないので、ハッキングされてオケラになる心配がございません。
(まぁ、データをアプリ側に置く構造だと、まったくそうでは無いとは言い切れないけど‥)
(消費する度にブロックチェーン記録契約しておけば、まぁその点では心強いだろうけど‥)
‥端末を奪われる・落としたという次第もあるだろうけど
チャージするのに認証設定をしておけば、とりあえず、破壊されでもしない限り問題ありません。
その点に於いても、壊れてしまう等の心配を思えば
消費利用記録を送信するブロックチェーン契約をしておけば良いのです。
(でもまぁ、端末のデータまでは保証されませんけどね)
1-3)1
「あのう、残金の更新を兼ねた労働時間の再契約をしたいのですが‥」
「あ、借りかえですね。できますよ
ただし、残金の10%を手数料に頂くことになります。
若しくは、契約される返済労働時間にオプションとして
10%増の労働時間を負荷させて頂くことになりますが、どちらにしますか?」
「え☆!?・・・残金10%払うか、労働時間10%追加ですか???」
「ええ、そうですよ。残金を多く残したければ、そりゃ労働するっきゃないでしょ」
「ははは☆、10%ですか‥」
「はい10%です。
こちらも商売ですから、派遣先に送り込むにしても労働時間の確保・担保が欠かせませんので
若しくは、お疲れのようでしたら、時には、タンス預金から10%を引かせていただいても結構です。
10%は大きいですからね、良く考えてもらって結構ですよ」
「あのう、さっき『借りかえ』って云ってましたよね?」
「はい、『借りかえ』です」
「ってことは、その逆も有りなんですか?」
「お客さん、なかなか鋭いですね。そこですよ、分けて表現すると誤解を生みかねないので
まとめて『借りかえ』で通させて頂いています。
ちなみに、契約した労働時間を消化できずに借りたお金の方が先に無くなってしまった場合は
残労働時間の50%を労働時間にオプションとして追加させて頂きます。
それと、貸し出せる上限も前回の半分までとさせて頂きます。」
「え、それって、未消化分の労働時間の蓄積にも上限って有るんですか?」
「ええまぁ、取りあえず設定だけはしてありますよ。こちらも商売ですから
ちなみに、申し上げますと第一仕事創造規定の年間の労働時間までです」
「それて、それほど先伸ばせないって感じですよね」
「あ、でも大丈夫ですよ
その人のやる気に沿って、お仕事選びをサポートさせて頂きますので
絶対に取りっぱぐれなど、有り得ません!」
「確か、代役でも認めてもらえるんですよね」
「それは誤解ですね、実際の所は、ケースバイケースになっています。
当人の為になると判断されれば、トコトンお付き合いさせて頂きます
なにしろその人の人生の大事ですから、始めから代役でいいわいいわなんて宜しくありません」
1-3)2
「・・・それにしてもえらい自信ですよね
ちゃんとした仕事先の確保がされるかどうかが疑問なんですけど
どんどんAI化されてますし、文系にしてみれば死活問題っすよね!」
「大丈夫です。そこは、抜かりありません。
すでに画期的なアイデアが見つかってますから」
「へぇそれはそれは、興味の有る話ですよね」
「聞きたいですか?」
「そりゃもちろん‥あっ、そんなこと言って自分の労働時間を増やすって腹ですか?」
「まぁまぁそんなせこい話と思わないで、
今日は混んでませんので、ゆっくりしていって貰っても大丈夫ですよ」
「まず清掃のやり方の見直しです」
「へぇ是は又えらく地味な話になりそうですね」
「それがそうでもなくて、その地味を楽勝にしてしまう話です」
「へぇそれはそれは、でも清掃ですよ‥清掃は清掃でしょう」
「まぁ誰しもがそう思いますよね
ところが人件費も掛からず、誰しもサッサと返済したいものだから、これが集まるんですよ。
そこで、集まるなら集まるってなりのやり方が発見されたのです
例えば、海岸線の清掃です。雇用人数が1000人居たとしましょう。
海際に横一線に並んで立ってもらいます、その自分の足元から陸に向かって真っ直ぐ
ゴミを拾って頂くのです。一日に数時間、それを日々繰り返します。
無理なく隙間無く、浜辺がキレイになっていくわけです。
仕事の後は、炊き出しでワイワイがやがやです。まぁその分は自腹で払ってもらいますけどね。
こちらも、その分の都合は、契約時にまとめて折り込むという次第です。
‥この炊き出しの関わりが、また仕事創造になっていると」
「え、じゃ、炊き出しの人はまた別なんですか?」
「当然です。誰がお決まりの仕出し弁当を毎日の楽しみにできるって云うんですか?」
「商売っ気の無い奥さんたちに集まって貰ったり
時には、店に出すアイデアを探している料理人とか
試作料理を披露したい料理人とかの勉強の場にしたりとか
災害時の訓練を兼ねた炊き出しアイデアの確認とか
いろいろと割り振って、仕事創造に繋げています」
「‥へぇなかなか考えてるんですね、でも夏場なんかどうするんですか?
あんなくそ炎天下の下でゴミ拾いですか?、浜辺にしても混むでしょ」
「そこですよ!
夏場は朝早い内に集まって頂いて、掃除することになります。
で、そのままその日の清掃エリアを貸しきりという状態で、その後は海で泳ぐなり自由です。
まぁエリアを広く取り過ぎるのも苦情になりますので、100人単位と絞りますけどね」
「え、絞るんですか?、一番に汚れてそうな時期なのに」
「海好きの人にはたまらないようですよ、なにしろ、綺麗な場所に陣取れるの確実ですから」
「そのまま海の中の調査をしてもらう場合もありますよ。その時には人数を増やしたりします」
「また、ただ遊んでいるだけでなく、そのまま遊泳保安の役を担って頂くこともあります」
「へぇ〜、まさに趣味と仕事が一体の仕事創造ですね
それでお金が貯まるんだったら、第一通貨なんてどうでも良いような話ですよね」
「なにをおっしゃってるんですか、私のお仕事、第一ですけど‥」
「あ、これは失礼。そうですよね、持ちつ持たれつですよね」
「ええ、まぁそうなのですが、ご指摘の通り
仕事の仕方がガラリと変わると、第一も厳しくなるとした例にありまして
仕事によっては、『第一のメリットの見直しも必要なのでは?』なんて言う意見もございます」
「え、そんなことないでしょ
分り布って、ずるいぐらいに便利だと思いますよ
一括で買うと無くなっちゃうのに、分割払いにすると
その分が固定されるだけで、支払いが済むまで払い済みの状態でも
支払期間を終えると戻ってくるような仕組みなんですから
‥まさに若い内だけ働いて、老後はのんびり万歳大作戦そのものの実現だと思いますよ」
「いやいや‥それがそうでも無くて、結局、人の集まりにくい職種にもなると
どうにも目先の大変さが身に沁みるというか、お金を使う暇がねぇとか、
相も変わらずそんな感じにあるようですよ」
「へぇそうなんですか、それにしたって、
仕事が途切れる‥無くなるって心配は随分と減ってるでしょ」
「ええと、先程言いましたよね
仕事の形がガラリと変わると、第一のメリットも薄れかねないって‥」
「ああ、そういう事ですか、なるほど‥
希望の職の第一に付くにせよ、時と場合によってはまったく雰囲気が異なると
第二副業したくても、人数が頭打ちだとそれもうまく行かないと‥」
1-3)3
「ところで、借りかえするときの間って、カードどうなるんですか?
一時回収ということになるとお財布空っぽっすよね?」
「大丈夫ですよ、その点はベーシックインカムということで
一週間程度で想定された第三通貨での金額を御渡しております」
「え、それって銀行の自腹なんですか?」
「なぁわけありません、法規に則った扱いです」
「え、そうなんありましったけ???」
「お客様の報道確認が不十分なだけに思われますが‥」
「ちょっと待って下さい、それって、頑張れば頑張る程に借りかえに来るってのも有りって事ですよね」
「ええまぁ、こちらとしても、残金から時には10%を頂く事も有るでしょうから
なにも丸っきり取られっぱなしでもないという事でしょうね」
「それを聞いて、ホッとしてきましたよ
取りあえず今回は残金が少ないので、残金の方でよろしくお願いします。」