2017年02月24日

【音質】ロスレスDTS>WAV>FLACに差が出る必然的構成

記稿.2017/02/24

> 音楽CDのリッピングを始めること、妙なことにぶつかってしまった
> とくに音源(USBスピーカー)というのがポイントになっています


 参考記事:【レビュー】JBL PEBBLESのチューニング程度について


 ‥結論から述べると
 標準ドライバーの中にある「ラウンドネス イコライゼーション」の有る無しが大きいかと。
 これは、聞こえない領域を拡大させて聞こえるように増幅する項目です。

 ‥要するに、増幅しやすいかどうかと云うことがファイル構造上の是非に成ってきます。
 処理の遅延を避ける為にも、まわりくどい途中経過をカットして再生する必要でもあります。
 それの違いを確認する為にも、ファイルをメモリー上に置いて視聴するようにします。

 (ディスクキャッシュに収まるようなサイズだと、ディスクキャッシュに収まっていたりします)
 (この段階では、さほど差は見られません)


 結果、均等に圧縮されているだろうFLACは、解くのにやや時間が掛かるせいか
 その分、効果的なラウンドネス イコライゼーションは望めません。
 これは動画再生時にも当てはまることです。
 (その代わりとしてのロスレス圧縮の筆頭ということです)

 ところが、是また均等に原音がならんでいるだけなのがWAVです。
 ラウンドネス イコライゼーションにしても、
 FLACよりは、WAVの方が、エッジが立ったように聞こえてきますが、
 それほど目を見張る差にはありません。


 ‥最後にロスレスのDTSですが
 明らかに音のクリアー感に深みが伝わってきます。その差は圧倒的で
 まさに、音のクリアーさに引き込まれていたい浴に駆り立てられるのです。
 もはや、CDを原音に沿ったままに聴くという行為をなげうってでも、
 積極的に、ロスレスのDTSに変換して聴きたいと思わせることでしょう。

 (XMedia Recodeで簡単に変換できます)
 (注意点としては、MediaInfoなどから原音の構成を確認してから、選択項目を選びましょう)


> 素人解釈としての簡単な裏付けとしても、


 これら三点をZIPに圧縮すると、その構造上の差として現れているのが分かります。
 圧縮後の容量に違いが有るからです。
 内部構造が違うからそうなってくると云う推理も当てずっぽうでは無いように思われます。


> さて、どうやって簡単に音楽ファイルをメモリー上に置くのか?


 ‥まず、VLCメディアプレイヤーをメインに指定して視聴しましょう。
 圧縮ファイルを解かずに開いて直に指定します。
 すると、タスクマネージャーからも観察できますが
 確かにメモリー利用分が増えるのです。(メモリー上に配置されたと言うことです)

 (複数ランダムで聴きたい場合は、プレイヤー側でプレイリストを開きます)
 (でもその分内蔵メモリー量が欠かせません。あしからず)


 ‥この逐一すべてのファイルをZIPに包んでおくのに抵抗もあると思いますが

 セクタエラー時のことを考えるとそうでもありません。
 ZIPファイル=圧縮フォルダーの扱いですから、
 フォルダー単位でロックされてしまうフォルダー内巻き込まれを抑制しておくことが可能です。
 さらに、RARや7Zよりは検知率が高いので、多少は救出しやすいだろうとの想定です。

 まぁそれでなくてもロスレスのDTSに変換しては、WAVのそれと容量は変わりません。

 少しでも圧縮したければ、一ファイルずつZIPに包んどくのも有りと云うことです。


> ええ、言うまでもありませんが、聞き比べにはそれなりに静かな状況を選びましょう
> 是の差はもはやそのぐらいの段階です。(あしからず)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 09:23 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2017 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。