2017年04月17日

【斬新!】震災時の長期振動に耐えられる高層ビルの概念

記稿.2017/04/17

 ビルを縦に高く伸ばすのは、ロマンを無駄に掻き立てはしても
 震災時においては何のメリットもありません。
 ‥とはいえ、高くそびえるように建てると、土地活用上のメリットになるわけです。


> そこの二択を考えると、どうしても上に伸ばさざるを得ないのが思い込みでした
> ‥発想を変えるとこうなります


 まず、ただの真っ直ぐなだけのビルを柱に見立てます。
 次に、柱を4本立てたら、梁を張るのが構造物としての基本です。

 では、まず、同じサイズのビルを4本建てましょう。

 次に梁を4本組みましょう。
 でも4本だけでは、耐震構造上心許ないので
 上辺だけでなく、中程にも4本組みましょう。

 (これで計12本分のビルを建てる容積です)

 あと、下にも土台としての強化が欲しいなら

 地下構造もしくは、地上から3階くらいの高さにて、
 しっかりと箱構造を組むとしましょう。

 (これで計16本分のビルを建てる容積です)


> 当然、筋交いも必要です。


 筋交い部分に相当する斜めの筋には、避難通路を確保しましょう。
 はじめから斜めなら、滑り台で逃げるなんてアイデアも浮かびますが、
 長すぎてスピード乗りまくりでは問題ありです。(工夫が必要です)


> さて、まだまだです。


 どうせ‥ある程度は正方形の二倍程度までの長方形体にしたくなるはずです。
 正方形体のままなら、震災時の揺れを是だけでも相当に押さえられると思うわけですが
 長方形体ともなると、もうひと工夫欠かせません。

 そこで、柱(ビル)の中央がガランとしているだけなので

 思い切って、心柱を釣り下げてみましょう。(制振用途)

 震災時に下から見上げたらかなりビビる光景になりますが、
 ビルの倒壊にオロオロするよりは、心柱の揺れを見ているのも、まぁさほど変わりないかなと。

 ‥ついでですので、心柱の中身を水槽にして、有効活用できる仕様も良いかなと。
 (以上、シロウト発想でした)


> 一番の課題は、地主の調整なんですけどね。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 12:23 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2017 | 更新情報をチェックする
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