2017年07月13日

【考察】DDR4メモリーを前提にしたパフォーマンス

記稿.2017/07/13

 DDR4メモリーも随分と高速になったもんだが
 14nのCPUを3GHZ以上で回すと電力をめちゃくちゃに食い始める‥

 メモリーが速くなった分だけ、
 表面的に高クロックでも実用的な、処理性能に見えはしても
 ‥その実の消費電力上昇が馬鹿にならない


> 技術的な事情で云っても


 線幅が半分になって期待できるパフォーマンスは
 同じ電圧で回して40%↑で、以前と同じ処理能力で良いなら必要とされる電圧は四分の一で済む。
 デスクトップで回すか、ノートで回すか‥の二択の事情があった。

 それにしても

 技術的な壁やら調整が求められるので、一概には端的に紹介されていないが
 余すところ僅かの限界が見えてくると、シロウトでも予想できる範囲だろう。

 つまり

 28n→14n→7nの間で期待できるパフォーマンスの期待値は
 1.4×1.4倍程度(同一クロック想定)


> ゲーマーでもない限り、瞬間的なパフォーマンスより
> メモリーパフォーマンスに適った無理の無いCPU構成である方が望ましい


 CPUのパイプラインにしても、深くしても余らせ気味と云うことで
 擬似的にコア(スレッド)を増やす技術があるわけだが、
 多くのコアを積める時代なら、発想を逆にできる
 パイプラインが16段なら、低いクロックで16コアで処理させても同じことである

 ‥マルチスレッドなので一概に言えないが
 ‥メニーコアには、メニーコアの数に適したパイプラインの深さがあるように思われる
 (無論、電力パフォーマンスにおいて)

 ライゼン7の総合的なパフォーマンスの良さに目を見張るところがあるとすればそういう事だろう


> 結論から言うと


 DDR5メモリーが登場してこない段階で、ライゼン7に呷られて8コアに夢を馳せても
 電力パフォーマンスの悪い状況にしか成り得ない

 だから、DDR4メモリーでも、低いクロックで8コアなら、
 電力処理バランスの良い8スレッドぐらいは期待できそうだが、
 やはり12スレッド以上にならないと、多段階パイプラインの代用転化にはならないように思われる


> そこでUSB3.0リンクケーブルである


 並行してエンコードなりレンダリングさせたい場合なら
 2コア同士の都合でも、デスクトップとノートに役割分担して回すとした選択支が考えられる
 それぞれのいいとこ取りで活用するのが14nCPU+DDR4+USB3.0の事情かと。
 (電力パフォーマンス&二台目以降の前提)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:55 | Comment(0) | パソコン悩ましいZ | 更新情報をチェックする
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