2017年08月23日

【AviUtl】ありふれた映像の暗がりを拡張色調補正しただけで美麗に惚れ直す値

記稿.2017/08/23

> 仕切り直し記事になりまーす‥(以前の記事は下げてあります)


 使用ツール:AviUtl

<色調補正>
明るさ:48(開始値)
コントラスト:48(開始値)
ガンマ:0(開始値)
輝度:−16(開始値)
色の濃さ:100(開始値)
色合い:0(開始値)

<拡張色調補正>
Y(offs):66
Y(gain):−33
Cb(offs):−3
Cb(gain):−48
Cr(offs):−1
Cr(gain):−16
R(offs):−16
R(gain):−64
R(gamm):48
G(offs):−48
G(gain):ー16
G(gamm):100
B(offs):−96
B(gain):80
B(gamm):256


 *設定したら、サックとツール機能の再生窓から、再生して楽しみます
 エンコードをしてから見る必要がないのがポイントです


> 「青:赤=3:1」という‥うんちくを活かすべくあれこれやってみた結果


 ‥輪郭とか、色味とか言う前に
 様々に色調補正されちまってある映像のどれもに対して均等に効果を得ようとすると
 どうにも、まずはそこの黄色に飛んじまったりして見栄えのよろしくないのとか
 ‥とにかく、絵の具にしても塗り重ねればあざやかさを失うように
 如何なる暗がりに対しても、まずは、どうにかなるのが大前提ってことです


 ‥もはや<拡張色調補正>をいじらずに
 <色調補正>だけで、追加調整すればいいだけの形にしておくのが
 ご紹介でのモットーと言うことで、取り込んでみたわけですが

 <拡張色調補正>をいじりすぎると
 <色調補正>が効かなくなっていたりするので、そこの調整が実に悩ましい話になります

 ‥輪郭を保った映像(輝度強め、コントラスト強め)を狙っていくと
 まず迷走してしまうので
 色付けとしては、うっとり感の増す方が好いに決まってるということで
 若干青いフォーカスが掛かったような風合いになりました


 ‥ということで
 色味が足りないと思ったら、<色調補正>の方だけ、いじって下さい


> で、こいつを特撮映像に当てて再生してみると(輝度・色の濃さ・色合い追加)
> その青みが、昭和の映像には、どことなく相性が良いかもと思いました


 (うんちく的には、赤ノイズを青ノイズに載せ替えるような意味合いかなと)
 (それだけのことなのに、ノイズが艶に化けて写真を見ているように思えると)
 (それが、青いフォーカスというわけです)

 ちなみに、こちらの設定でアニメを再生させると
 その青みが、違和感にしかならず大失敗になります


> あくまで、暗がり除去、輝度&コントラストに対する補正効果っす


 ‥なので、今まで見えてなかった部分の印象として
 ビットレート不足のしわ寄せとして、輪郭がボケて見えていたり
 顔の形がのっぺりとして見えたりとりいろいろとした、編集粗を見ることにもなりますが
 理解も広まれば、ビットレートに対する考え方にも変化が見られるのでは‥
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:53 | Comment(0) | エンコードが始まらない | 更新情報をチェックする
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