2017年09月19日

【AviUtl】アニメのウォッシュリンクで、ゲインをいじるパターン発生‥

記稿.2017/09/19

 ‥何気なしに
 シンジ君の出てくるタイトルで確認してみたところ
 オープニング早々から赤がどぺっと飛んじゃうんですけど‥(ダメでしょこれ)


 ‥アニメでも一筋縄でいかないことが判明(これは痛い)‥


> つまり、ウォッシュリンクの色合わせは、概ね‥職人芸


 ‥しかも、このタイトルでは
 Cb(gain)Cr(gain)をいじるだけにとどまらず
 Cb(offs)Cr(offs)も多少変則的にいじる流れになり
 ‥俺のとりあえずの想定屁理屈が崩壊(さすが使徒)‥
 でもまぁ、Cb(gain)Cr(gain)をいじると、色合いの調整が必要になる流れは、想定内のようだ

 ちなみに、サンプルの色合わせは

 アニメ用レベル1において
 色合い:−29
 Cb(offs):−6
 Cb(gain):3
 Cr(offs):0
 Cr(gain):−79

 ‥てなところだった
 タイトルでの色飛びを抑制しつつ、メカの色合いを想定内にとどめることを優先したせいか‥
 随分と、カーキー色寄りの風合いの世界だったんだなぁと改めて思った‥

 (見た感じ赤味が強そうだ‥再エンコードをするには厄介なのでは)
 (もちろん、艶が出るかどうかでの話っす。見られれば良いだけなら悩む必要もにゃーら)


> どうしてこうなったかの理屈づけとして


 セルアニメのみ、セルとCGの合成の過渡期、概ねCG処理が基本
 ‥の三段階の時期のそれぞれに於いて、色や動きの性格が異なる様に思われます


 ‥セルアニメの時代は
 カットの切り替え&ズーム&パン動作の多様&カメラ撮影の兼ね合いから
 単純に思えるわりには、再エンコードが複雑で、(暗がりを取り除くと途端に)
 カメラ撮影による光源との差が実写並に複雑に陥る
 ただでさえ、ズームにパン動作を想定してフレーム間隔を減らさざるを得ず
 圧縮効率を上げるにはかなりの工夫が必要


 ‥セルとCGの合成の過渡期は
 そんなセルオンリーでの複雑なところに、さらにCGとの色合いを考慮しなければならないことから
 ウォッシュリンクしたときのバランスが非常に複雑になるようだ


 ‥概ねCG処理が基本ともなると
 カメラ撮影というノイズが入る余地が無くなり、エンコードパターンが幾分単調になる訳だが
 その分、淡い系統の色味を多用していたりするので
 ‥そのような場合の作風ともなると‥
 Cb(gain)Cr(gain)での調整はかなり癖がでる模様(というか無理)
 (CGでのパン動作はなめらかなので、圧縮率に於いてセル撮影より複雑にならない)


> ‥ということなんで
> タイトルごとに逐一紹介する訳にも行かないので、自力で頑張りましょう‥
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:11 | Comment(0) | エンコードが始まらない | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。