2017年10月15日

【参考】ビットレートを数学的に妥協する‥補足

記稿.2017/10/15

> AVCエンコードのメインをXMedia Recodeから、AviUtlの拡張 x264 出力(GUI)に変えた


 ‥理由は、AviUtlの拡張 x264 出力(GUI)の方が
 エンコード結果をログ出力でき解析しやすいからだ
 あと、より細かい数値でのエンコードをサポートしている

 なにより、ウォッシュリンクした設定からの直接エンコードに対応する点が大きい

 ‥ということで

 エンコード結果のIフレームの総数と平均バイト、同じくPフレームとBフレームのそれぞれが
 その都度示されるのを見比べていると
 Pフレームの大きさの比率は、概ね

 {I:P:B}={4:2:1}‥ということのようだ

 この割合は

 IーPフレーム関係数(%)40(デフォルト)
 P−Bフレーム関係数(%)30(デフォルト)
 ‥で示される設定に基づいている。(通常、この数値をいじる必要は無い)


> ということで


 P=27分の1にこだわるなら
 I=27分の2、B=54分の1ということになる

 (実質的には、Iフレームは画質に大きく関係するので2倍よりちょい大きめの比率だ)
 (又、オープンGOPを用いない限り、概ねIフレームの比率に神経質になる必要は無い)
 (尚‥オープンGOPでエンコードした場合、TVでのUSB再生時に早送りと巻き戻しが効かない)


 フレーム構成で考えられる最大と思われる構成のベースタイプ@
 (P)+(P)=54分の4

 フレーム構成で考えられる平均と思われる構成のベースタイプ@
 (P)+(B)=54分の3

 フレーム構成で考えられる最小と思われる構成のベースタイプ@
 (B)+(B)=54分の2

 最大:平均:最小=4:3:2


> 720x540(カラー)解像度の場合
> 1166400バイトをキロバイトに直すと、1139.0625KB


 ‥ベースタイプ@で秒間24フレームの場合
 {(P)+(B)=54分の3}×12
 1139.0625÷54×36×8‥(キロビットレートに換算)

 最大:平均:最小=8100:6075:4050(キロビットレート)


> 算出された6075キロビットレートでエンコードしてみると
> Pフレーム平均27分の1を下回ってしまうケースが多発する


 ‥そこで
 前回の‥最大:平均:最小=8775:6480:5670(キロビットレート)
 の平均を取り出して
 最大:平均:最小=4:3:2に直してみた


 最大:平均:最小=8640:6480:4320(キロビットレート)


 ‥こちらだと上手く行く(その誤差平均値270分の1)
 Iフレーム考慮の補正分ということだろうか??

 ‥「え?」、最大と最小の違いがどれほどに関係するのかって?
 ‥以前との違いはあるのかって?
 ‥そこは、個人の趣向です(どうせなら、すっきりした数値を使いたいと言うことです)


 ※ これで抽出された1話25分もの動画に音声AAC(576Kbbs)を追加すると
   概ね1.25GBになる(2PASS)

 (DVDよりは小さく収まる、それでいて画質比は単純2倍)
 (BDからのダウンサイズだといささか複雑だが、DVDとの比較ならまぁさほど気にならない)
 (‥目的がウォッシュリンク映像での抽出だから)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:55 | Comment(0) | エンコードが始まらない | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。