↓7)向宜詠吟.2017/11/11
|平らなる空に一連鶴渡る 静岡市・静岡花鳥会(11-7)
|平らなる餌づけになれし鶴の舌 恩返しせず畑荒らしさ来
*畑荒らしさ来(はたあらしさき)
> ‥数を減らしたのは人間の責任と
> 餌を与えては来たものの‥恩を覚えるところがまるで無かった‥
> 昔話に化かされたような向きもあるが、鶴にしてその程度よ
> (それとも、未だにヒトへのうらみでもあるんだろうかね?)
|鶴来るどことなく人混んでをり 静岡市・静岡花鳥会(11-7)
|嘴でもろこしつつく鶴の影 この記念物らはマジDQN
*嘴(くちばし)
> ‥「あーあ」もろこしを芽のうちからつつきやがって
> 馬鹿かよお前ら、増えた分がお前らの冬場の餌にもなるというのに今食べてどうするよ
> 鶴がこれ程に空気を読めねぇ馬鹿たれだったとは‥とんだ記念物らだよ
> ‥それともなんだ‥
> 昔に渡りをしていたのは、冬に狩られる危険を察知しての成り行きだったのか?
> 撃たれることも無く、天敵も少ないと分かって、居座るだけになってるわけ?
‥撃てないなら、せめて行政は餌づけを条例で禁止にしてほしいものだな
‥罰則は、農家での労働と言うことで(さしずめ農地からの鶴の追い払い役が良い)
‥早い話が、人間案山子の刑である
(うまく機能するだけで、一冬で、適当な数の個体数にまで減ると思う‥やるかやらないかである)
(全国各地に散らばって同じことをしでかす事にも成りかねないので、次の段取りも欠かせない)
‥鶴がまるで空気を読まないマジDQNなら、記念物解除を考慮すべきだろう
‥それ以前の問題として、燕も来なくなる程の農地の激減だし、偏る場所が固定される可能性もある
‥その場合は、周辺での餌づけ禁止を徹底すれば、境界は保たれそうだが‥(さぁどうかな)
1-7)1
|お話もさらっと茶漬け風がいい 静岡市・静岡たかね川柳会(11-3)
|価値の無い言の始末は長丁場 恥を知らずとよくしゃべり
*言(げん、ごん)
> ‥まったく政痴屋の言葉足らずからの炎上は長丁場だな
> 謝罪ぐらいで火種が消えるわけでも無し、よくもまぁ、次から次に地雷を踏むようになったものだ
> まさに、自分たちが踏むように、社会に炎上地雷を蒔いてきたそのまんまだよ
> (それともなにか‥放送時間の焼却にネタを提供したで賞‥でも裏でやってるのかい?)
|国会と同じレベルの記憶力 静岡市・静岡たかね川柳会(11-3)
|腹黒は空気を読んで二枚舌 その場約束大歓迎
> ‥公約とか言っても、選挙日までの消費期限付きだし
> ほんと政痴屋の腹黒い二枚舌はとんでもねぇ
> ‥なのに‥
> そんなその場限りの約束の笑顔だろうと振り向けられようなら、途端に
> 過去のそいつらの手口を忘れちまう国民というのも、お約束に残念な話だよな
> (まぁ選びようが無いどんぐりのなんとかで、是またお約束に残念な話なんだけどさ)
1-7)2
|癖なんかありませんよと爪をかむ 静岡市・静岡たかね川柳会(11-3)
|間違いはございませんと誤算あり 舌を抜かれた鬼畜の謝罪
> ‥鬼畜な政痴屋に、阿漕な官僚の謝罪なんて
> 良いとこ「間違いはございません」程度だからねぇ
> 日々予算の分捕りにしか頭回してねぇだろうから‥誤算の勘定までの顧みなんだろうよ
|達成感流した汗が連れてくる 静岡市・静岡たかね川柳会(11-3)
|達成は己に課した正直さ ならば問え失敗時のまこと
> ‥達成とは、己に課した正直さの証しとして実現するようなものだ
> しかしながら、必ずしも100%の達成という程ではない
> 必ずと言って良い程に未達の部分もまた含まれている
> なぜなら、思い描いた達成が、そもそもにして100%の正しさを基にしていないからだ
> ‥ならば‥
> そこにあるべきは、失敗時の対処をも考慮すべきである
> そこまでを思慮してこそ、誠実と呼べる範疇なのだろう
> そこまでの心得に及ばないのであったなら、大きな失敗にて恥をさらすも当然だな
> (さて、どちらだったであろうな)
‥大嘘とて通れば真なり
ただし、大嘘ゆえにひっくり返しの命運から逃れようも無し
ならば、その嘘が嘘のまま晒される前に、如何にして修正しておくかだが‥
嘘ゆえに連帯感に欠くのが通常、仮に一体感があったにせよ嘘を貫き通すのが相場だ
(余った予算を見ては、懐に入れたい口の集まりでもあるんだからな)
ゆえに、いずれや、裁かれるオチに嵌まるのが流れよ
1-7)3
|金秋や店に大きなまねき猫 SBS学苑パルシェ教室俳句(11-7)
|金秋や街に巨大招き猫 大仏並の観光大使
> ‥金秋(きんしゅう)と言うことで、思いついたのだが
> 街に大仏並の招き猫を建てたら観光の客寄せになるかもだ‥(できれば金無垢にしたい)
> しかし‥大きさ以外は既出だしするので、招き猫需要は、見た目程では無いと言うことかもな
> (‥それと、やっぱり両手だろう‥でも「二兎を追う者は一兎をも得ず」なのかなぁ‥)
|かまきりが蝉をくわえて歩いてる自然の摂理秋の訪れ 三島市・銀杏樹の会(11-4)
|かまきりが蝉をくわえて歩いてる比重の不思議ワニ並の顎
> 「え?」カマキリがセミを食わえていたんですか?
> それって体重の比率的に有り得ないと思うんですけど‥
> (まるで、コンマ5のユンボで2トンダンプ程度を掬い上げているような印象)
> ‥それはそうと‥
> カマキリの顎は、ワニ並の強靱な顎(あご)をしていると言うことらしい
1-7)4
|もう乗らぬ自転車にある秋思かな 裾野市・寿大学俳句教室(11-3)
|秋思かなもう乗らぬキャラチャリよ 車輪の夢はヒーロー見参
> どうせ自転車の乗り方を学ぶんなら、仮面ライダーのチャリンコという流れだったな
> 有るんならそっちが好い、そんな程度だったと思うけど
> 背丈が合わなくなって、手放すのが名残惜しかったな
> やはり、多少は、車輪にヒーロー見参を夢描いていたのかもな
> (え?バイクですか?‥まったく以て、興味有りませんでしたよ)
1-7)5
|祭り終えお囃しの音も消え去りてひそかに夏は秋へ引き継ぐ 三島市・銀杏樹の会(11-4)
|あの恋はお囃子の音と消え去りて 夏はひそかに秋の愁いに
> ‥夏祭りの夜に、ロストバージンしたの‥
> そしたら、その後でなぜか彼との関係がギクシャクしだして
> 夏が終わる頃には、空きになってしまってたわ‥(なぜ?)
|間をおいて胸打つ音は遠花火音のみ聞きて夏は去りゆく 沼津市・椎の木短歌会(11-4)
|あの人は想いでの影遠花火 音のみ残し夏に去り行き
> ‥学生の頃の初恋を未だに引きずってるのよね
> だって夏休み中にロストバージンしてから、あいつってば、私から離れていったのよ
> 「私のなにがいけなかったのよ!」
> あれ以来すっかりトラウマで、相手を見つけてもその気に欠くのよね
|あの人は想いでの影遠花火 音のみ残し夏に散り果て
> あの人(旦那)は、飛行機乗りでした
> 太平洋戦争で亡くなったんです、白木の箱が届いたのまでは覚えて居るんですけどね
> ‥飛行機乗りでしたからね
> 知人で生き残られた方も居なかったのか、その経緯を詳しく知ることもなく
> ‥そのままで過ごしてきました‥
> そんなでしたから、夏の花火を見る度に、あの人の散ったところを無駄に想像してしまって
> いつしか遠花火だけで楽しむようになってましたよ
1-7)6
|そのすがた誰にも見せず誰も見ず昨夜の内に萎みし夕顔 静岡市・しおん短歌会(11-4)
↓
|夕顔の帰り支度を誰も見ず‥どうして死んだ、何故に話さね‥
↓
|夕顔のうつむく姿誰も見ず 愛しさだけを誇る夕暮れ
> ‥そういえば
> 夕顔の花の萎むところを見たこと無いなぁ‥「いつ萎むんだろう??」
> まるで、淋しそうな顔や、つらそうな顔を人前で見せない女性のようだよなぁ
‥夕顔って、そういう気立ての花なんだろうか‥
> そんな見方で、夕暮れ時の夕顔を味わうのも好いかもね
> ‥でもそれって‥
> 男の好みと言うよりは、日本人女性の特有の好みなのでは??
> ‥きっとそのせいだろう‥
> お陰で日本の野郎には、「かわいい」の見方に偏見が有ると思う
‥つかえねぇおんなは要らねぇとかな、おもてなしはこうあるべきとかな
‥そんなんだから、枕営業だってつけ上がるって事だろうよ
(まぁその辺の負けず嫌いの押し売りは、女同士でもやらかしてることだからなぁ)
|夕空の深閑とあり刈田道 裾野市・寿大学俳句教室(11-3)
|三陸復興静けき秋の海 裾野市・寿大学俳句教室(11-3)
|三陸復興静けき秋の海 深閑とせりこの先の日々
> 静かな復興が続いている‥今年も三陸の海に秋がやって来た
> しかし希望が見えているわけではない
> それは、復興への気持ちが、日々のルーティンな感覚の延長にとどまっているからだろう
> 部分的な復興だから、尚更に戦後復興のような盛り上がりに欠くせいだろう
> ‥でも、復興の足取りなんてこんなもんだろうよ‥
> 戦後復興の方が奇蹟すぎたのだ、同じように期待してもそれは筋違いなだけだ
‥それに‥
> かつての進駐軍は見せかけでも民主化にやっきだった分(腹黒でも笑みが有った)
> 今や余計に絶対資本体制で、しぼり捨て三昧に見えるからなぁ(そもそもが無理強いだし)
1-7)7
|盂蘭盆にざわめく家も過ぐる日はテレビも静か蝉しぐれ聞く 沼津市・椎の木短歌会(11-4)
|盂蘭盆のざわざわ過ぎし家周り 蝉しぐれまで静けしらむ
> 盂蘭盆(うらぼん)を終えるまでのざわざわとした慌ただしさに比べると
> 終えてからの家周りが、セミの鳴き声まで幾分落ち着いているように思えるなぁ
|さはさはと色なき風の独り言 静岡市・葵句会(11-3)
|さはさはと足跡のこす秋ブログ 向き合う深度の吾在るらむ
> ‥若竹の笹が揺れるように
> たわいの無い言でも、ブログに書き記してすっきりするのは、秋だからだろうか‥
> 秋の深まりに見合ったもののあはれに向き合っているからだろうか‥
> どれほどに向き合えているかでもあるなぁ、他者の目にどう映るかでもあるなぁ
> まぁどちらにせよ、自分の向き合い方が在るばかりだろうよ
> (後から見ても恥じる事なき姿勢でありたいものだな‥そこに私が在るのだから)
> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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