2018年04月05日

【AviUtl】帰ってきたトリニトロン(かなり決定版)

1)記稿.2018/04/05

> ‥さらに思案して
> Cb(gain):Cr(gain)=|黄金比|に戻しました(これが大当たり!)


※ Bicubic Spline(指定必須×RGB24ビット内部処理)


◇実写(昭和の特撮)‥レベル1
<色調補正>
明るさ   :  47
コントラスト:  29
ガンマ   :− 18
輝度    :  29
色の濃さ  : 256
色合い   :−256


<拡張色調補正>
Y(offs) :  29
Y(gain) :− 47
Cb(offs):  14
Cb(gain): 128
Cr(offs):−  7
Cr(gain):− 79
R(offs) :   0
R(gain) :− 49
R(gamm) :   0
G(offs) :− 49
G(gain) :   0
G(gamm) :  98
B(offs) :−128
B(gain) :  79
B(gamm) : 256


※ 露光の良し悪しの差をレベルで差を付けるのもありに思いましたが‥まだ、確認できてません
  (ぶっちゃけ、レベル下げた方が、エンコード時間もファイルサイズも微差で軽いです)

※ 平成のデジタル映像は
  レベルも含め、どの辺の値が適切かは、其の現場を知らないと正確には判断できません

  ‥レベルの見分けとしては
  Cb(offs):Cr(offs)=14:-7を絶対値に色のピントを揃える感じです
  Cb(offs):Cr(offs)を上げると色味が良くなる=レベルをその分代わりに上げてみる(みたいな)



◇アニメ(デジタル過渡期を除く)‥レベル1
<色調補正>
明るさ   :  47
コントラスト:  29(アニメでも欠かせないことが判明)
ガンマ   :− 18
輝度    :  29
色の濃さ  : 256
色合い   :−256


<拡張色調補正>
Y(offs) :  29
Y(gain) :− 47
Cb(offs):−  8
Cb(gain): 128
Cr(offs):   4
Cr(gain):− 79
R(offs) :   0
R(gain) :− 49
R(gamm) :   0
G(offs) :− 49
G(gain) :   0
G(gamm) :  98
B(offs) :−128
B(gain) :  79
B(gamm) : 256


※ 80年代後半〜90年代全般のデジタル技術過渡期アニメのウォッシュリンクは鬼門です
  パソコンに積めただろうメモリー容量が大きく関わっています
  それは、半導体の製造状況に比例しています

  ‥にしても
  アニメでは、例外を除けば、デジタルとの境が消えてしまいました(色彩設定スゲー)
  でも、レベル0で確認すると、途端に差が歴然になりました

  (デジタルアニメはレベル1から動かせない状況です)まぁ、一杯一杯ですから
  (露光させているか、させていないかの「ゆらぎ差」に要因があるように思われます)


 ※ ゆらぎ差が正確に記録されることで
 設定値に変化が起きても、色のバラツキがあることから、具合良く色が追随したように乗ってくる
 ‥結果、フィルムでは、色の乗りが微細に反応するように見える
 ‥でも、デジタルにはその分のノイズが無い為、均一に濃くも薄くもなる(デジタル風)


 (フィルムスキャンってナノレベルなんだな‥驚きだぜ)
 (エンコードしても、そこはしかと記録されてたと‥意外だぜ)もっと劣化が激しいと思ってた



1-1)1

> ちなみに云うと


 「帰ってきたブラウン管」風で語るなら
 当時の特撮をアニメ設定の方で見て頂けると、こんな感じだったと思われるはずです

 (帰ってきたウルトラマンにエースのオープニングを覚えていれば一目瞭然です)

 それから何がどうなったか

 ‥脳内では確実に人肌重視で色を模索するようになり
 気がついてみたら、世はトリニトロン管一択の全盛期を迎えたものの
 それで再現しようにも、当時と色が異なっていたことから
 全般的に再放送という便利な道具が使えなくなったように思われます

 (バブルだったし、再放送を求める声も掻き消えていたと)
 (次にやって来たのがCG合成技術、投資にしてもそちらに向かったと)へぇ〜
posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:05 | Comment(0) | エンコードが始まらない | 更新情報をチェックする
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