2018年05月02日

【AviUtl】ウォッシュリンク実写値、新解釈更新中

記稿.2018/05/02

> アニメの90年代を徹底的に洗い出したところ
> 色の濃さと色合いが強すぎるのが問題だと判明
> |基本値×9倍|が良いらしい‥(理由など知らん)


 ‥実写にも用いてみたところ
 Cb(offs):Cr(offs)には「8:−5」「16:−10」「24:−15」
 と言う具合に幅を広げることができるというか、素材のエンコード状況により最適値が変わるらしい

 (アニメの場合でも「−16:10」「−8:5」「0:0」という風に分かれる)


 ‥実写のCb(gain):Cr(gain)の基本は「80:−48」に変わりないが
 色を濃くしたい場合には、Cr(gain)を0側に寄せ、例えば半分の「−24」
 Cb(offs):Cr(offs)=「24:−15」にすると青みがかってくるので
 Cb(gain)を倍の「160」にまであげて、青味と黄色味で相殺させるなど
 以前とはまったく感覚が異なってきている‥(変更比率は揃えた方が良いらしい)


> ‥と言う流れから
> ウルトラマンの映像の方が色褪せていた事が判明


 ‥色が褪せていたせいで、濃くしすぎていたことに気が付いていなかった‥

 ウルトラマンではCb(offs):Cr(offs)は「16:−10」が限度なのに対して
 手持ちのサンプルの他の特撮ファイルでは
 Cb(offs):Cr(offs)=「24:−15」で、当時との脳内印象が同質になる(ほとんどがこのパターン)

 強度はやはり「1」が最適で「0」では不自然でしかない(アニメでは強度0を用いる)


> つまり↓な感じ


※ Bicubic Spline(指定必須×RGB24ビット内部処理)


<色調補正>‥強度1(水準)
明るさ   :  38(強度)
コントラスト:  24(強度)
ガンマ   :   0
輝度    :   9(基本値)
色の濃さ  :  81(基本値×9)
色合い   :− 81(基本値×9)


<拡張色調補正>
Y(offs) :  24(強度)
Y(gain) :− 38(強度)
Cb(offs):  24(*), 16(ウルトラマン)
Cb(gain): 160(*),107(ウルトラマン)
Cr(offs):− 15(*),ー10(ウルトラマン)
Cr(gain):− 24(*),ー40(ウルトラマン)
R(offs) :   0
R(gain) :− 48
R(gamm) :   0
G(offs) :− 49
G(gain) :   0
G(gamm) :  98
B(offs) :−128
B(gain) :  80
B(gamm) : 256


 ‥また、90年代にビデオ以前の映像を編集したものの中には
 VHSに色を合わせたような類もあり
 そのようなケースでは、Cb(offs):Cr(offs)=「0:0」というのもあるようだ
 (強度を上げないと色味がくすんでいるが、上げても濃い色合いには整わない)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:35 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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